
スピードと前向きさで悩みに向き合う
こんにちは、ファインディでデザインマネージャーをしていますムカイ( @osk_kamui )です。
この記事はファインディデザインチーム Advent Calendar 2024の1日目の記事です。
今年はデザインチームが事業貢献をしていくと決めて走り抜けた1年目となります。その中で気づいたことなどを発信していければと思います。
今年のテーマは「事業貢献に関して気づいたこと」ということで、チャレンジと悩みはセットになることが多いため、その話を書こうと思います。
みなさん悩んでいますか?
私も今年はたくさん悩みました。
特に事業貢献するデザイン組織という、自分たちにとっても、業界的にもあまり事例の多くないことに挑むのは非常に大変でした。
ただ、その悩みを乗り越え現在組織はとても良い状態を維持できています。
ところで「悩み」とはそもそもなんでしょうか。
定義的には心の中で考えや感情が交錯し、どうしたら良いか決められない状態を指します。
何か問題や選択肢があったり、自分の気持ちや状況に対して不安や迷いを感じるときに使われます。
こう見ると悪いことのように見えますね。
ただし私個人の考えですが、悩みにも「良い悩み」と「悪い悩み」があると考えています。
良い悩み、悪い悩み
それは
・良い悩み:解決しにいこうとする悩み
・悪い悩み:解決しにいこうとしない悩み
になります。
悩んでる最中は自己理解を深められていますし、普段考えなかった選択肢の探索、他者とのつながり、人生のストーリーを作ることにもなるので、悩み自体は、否定するものではありません。
そのため基本的に悩みが起こったその瞬間は悩みは中立状態にあります。
ただし、悩みを解決しにいこうとしないことが悩みを悪い悩みへと変貌させます。解決しにいかない悩みが及ぼす影響として以下が挙げられます。
・長期化によるパフォーマンス低下
悩みは意思決定や行動へのエネルギーが削がれパフォーマンスに悪影響が出ます、特に悩みが悩みを呼ぶ事も多く、パフォーマンスへの影響は大きくなっていきます。
・周囲への影響
解決しない問題をただ周囲へ相談するだけになると、いたずらに時間を奪うことになり、周囲のパフォーマンス低下を引き起こします。
また、長期化すると周りも「悩んでいるが解決しない人」との時間に辟易してしまい、その結果関係性の悪化、、最悪孤立してしまう可能性もあります。
このように、悪い悩みが避けうるべきものだということがわかります。
ちなみに過去に自分は悪い悩みをよく抱える方だったので、当時を振り返ると非常に申し訳ない気持ちになります。
悪い悩みにしない・脱却する方法
さて、では悩みを悪い悩みにしない方法、または悪い悩みから脱却する方法とはなんでしょうか。
それは「スピード」と「前向きさ」です。
悩んだ瞬間にスピード感と解決する気持ちを持って向き合っていくことが大事だと私は考えています。
ではスピード解決はどうしたら行えるか、それは対象が人ならすぐに直接対話す、また難しければ解決できる人に速やかに相談することです。
言い換えると「悩む」を「考える」に変えるということです。
デザイナーの多くは相手の気持ちを慮ることに長けている人が多く、「これを言ってしまうと相手に悪いのではないか…」と直接言えなかったり、何か起きても「何か背景があるに違いない」と自分の中で消化しようとする方が多いのではないかと思います。
過去制作会社や事業会社に数社にいた経験や周囲の話などを踏まえると、「とりあえずスピードのみを求められて質がないがしろになっている」や「クラフト以外の面、例えば企画などから関わりたいが求められていなそう」といった話が多いです。
ただ、その際「直接話しましたか?」という質問をしても「話していません」という答えが多く、結果そのまま悩みは解決されることはなく、さらに深い悩みへとなっていく…というのを見てきました。(最悪の場合積もり積もってどこかで爆発する…)
悩むのは挑戦している証拠
改めてですが、悩み自体は当然必要なものだと思っています。
ただし、どう向き合うかが大事という話を書きました。
ファインディは「前向き」や「スピード」というバリューがあり、悩みつつも常に解決に向かってみんなで走っていける環境があり、私もそれに助けられ日々組織拡大を行えていると感じています。
是非ファインディデザインチームが気になる方は、お気軽にDMやカジュアル面談を申し込んでみてくださいね。