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発信していけるデザイン組織への道のり

こんにちは、ファインディでデザインマネージャーをしていますムカイ( @osk_kamui )です。

この記事はファインディデザインチーム Advent Calendar 2024の6日目の記事です。

今年はデザインチームが事業貢献をしていくと決めて走り抜けた1年目となります。その中で気づいたことなどを発信していければと思います。

ファインディデザインチーム Advent Calendar 2024より

今年のテーマは「事業貢献に関して気づいたこと」ということで書いていこうと思います。


発信できるようになってきた

2022年は1記事、2023年は26記事、2024年は現時点で41記事、最終的には60記事程度に着地見込みです。

2年前に比べると60倍という驚異的な数字ですね😊(22年が書かなさすぎ)

とはいえ昨年比で2.3倍になっており、着実に発信数を伸ばすことができてきました。

今では発信がファインディデザインチームの文化の一部になってきているのも感じます。

最初はみんな乗り気じゃなかった思い出

ですが、ここに至るまでの道のりを考えると色々あったなと思います。
特に最初のみんなの筆と腰の重さは良い思い出です。

今noteを書いてくれているメンバーの多くは、アカウントを持っていない、またアカウントは持っていても記事を書いたことがないメンバーが多かったです。

その後も「何を書けば良いかわからない」「どう書けば良いかわからない」といった本稿読者の九割が共感する声も上がっていました。

今も完全解決とは言いませんが、これだけの記事が発信されている状況を考えると、良い思い出にはなったのかなと思います。

発信が増えた理由(わけ)

さて、本稿の読者から「前段はいいから早く発信が増えた理由を書け〜」の声が聞こえてきそうなので発信が増えた理由について書いていこうと思います。

noteドリブン

「noteドリブン」という言葉を弊チームではよく使います。
何かというと「noteを書く前提でプロジェクトを進める」という技です。

どういうロジックかというと…

  1. プロジェクトをnoteに書く前提にする

  2. noteに書けるプロジェクトにしないといけない心理

  3. より高いコミットメントと視点を得る

  4. 2,3からnoteに書く内容が作られる

  5. 内容があるので早く書ける

  6. 良いnoteが生まれる

⚠️ noteに書かない場合においてもプロジェクトには全力投球です。ただ社外発信に資する(読み手にとって価値になる)内容にするという意味では客観的にどう映るかを考えてプロジェクトを進める必要もありますね。

といったものです。素晴らしいメソッドですね。

そしてこれが浸透した弊チームでの私の口癖は「それnoteに書けるね〜」です。

1回書けば次は2回目になる、その次は3回目

最初はみんな書くのが億劫ではありますが、1回書いてしまえばそれが経験値となって次はさらに楽に書けます。

なので、期待しすぎず1記事書き上げることがまず重要になります。

最初の記事はみんな読まれたいと思いますし、炎上も怖いなぁと思いながら書くことになるんですが、その考えを捨てる必要があります

まず読まれるかどうかでいうと、そんな簡単に読まれません。1日にnoteに何記事上がると思いますか?すごいたくさんです(ガバ推理)。ネットの海となるとその比ではないでしょう。

めちゃくちゃいい記事だったとしても波に飲まれれば埋もれてしまうこともある世界です、そのため「読まれたらラッキー」くらいでいきましょう。

また炎上怖いな〜であれば早い段階で周りの人にシェアしましょう。noteには「共有用リンク」という便利な機能があります。3人読んで何も言われなければ大丈夫です(たぶん)。

言いたいこととしてはあまり頑張りすぎず気楽に投稿して、まずは数を出せるようになりましょうねということです。

AIとの共創

弊社には「ブログ記事執筆Bot(BlogBot)」というものがCTOによってこの世に生を受けて存在しており、日々デザイナーの記事執筆を助けてくれています。

いちから記事を書けることも非常に大事ですが、AIの力を借りつつ想いをカタチにしていくことも重要な時代になりました。

noteにもAI機能があり構成から表現、要約や炎上対策(PRO)まで文章を書くための諸々が揃っています。

是非文章を書くのがまだまだ億劫な方は是非AIの力も借りてみてください。

発信と成功を紐づける

最後に、発信と成功を紐づける、これが発信が長続きする最大の秘訣かもしれません。

発信をたくさんすることによって、弊チームのことを知るための視点観点を多くのデザイナーの方にお伝えすることができるようになりました。

その結果、カジュアル面談での解像度の上昇や、内定承諾時の決め手になったりと、採用における強みへと変わっていきました。

また発信に対して多くのスキやコメントをもらうことで、自分たちのやっていることの肯定にも繋がり、チームをより強固にすることにつながります。

やはり人間、意味のないことは続けられません。
そしてその発信と成功を紐づけるのはマネージャーの役割でもあるので、引き続き頑張っていきたい所存です。

小さくはじめて長く続ける

改めてですが、発信というものに対して、個人の文章力やネタづくり力、それが組織となれば発信文化まで、一朝一夕では成し得ないことばかりです。

そのためまずは小さく発信、SNSでもいいですし、3ポスト分くらいの420文字くらいでも良いと思います。

まずは発信して、人の発信にも反応して(意外と大事)、今度は反応をもらってと発信の輪を広げつつ、文化を醸成していければ良いかなと思います。


もし本稿を読んで興味を持たれた方はお気軽にDMまたはカジュアル面談でお話ししましょう。

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