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ファインディデザイン組織2024年の振り返りと2025年の展望
こんにちは、ファインディでデザインマネージャーをしていますムカイ( @osk_kamui )です。
この記事はファインディデザインチーム Advent Calendar 2024の25日目の記事、早いもので最終回です。
今年はデザインチームが事業貢献をしていくと決めて走り抜けた1年目となります。その中で気づいたことなどを発信していければと思います。
今年のテーマは「事業貢献に関して気づいたこと」ということで書いていこうと思います。
さて、ラストを飾るのはおなじみ24年振り返り記事です。ちなみに23年はこちら。
総評:グレートな1年
昨年の総評は「かなり素敵な1年」でしたが、24年は自信を持って「グレートな1年」だったと言えます。
詳しくは以下より👀
2024年の振り返り
■ 7名の新しい仲間
(もう1名は年明け🎍に入社エントリが出ます)
■ 新しいマネージャーの誕生
今年は私以外にも2名マネージャーが増えました(1人はサブマネージャー)
ファインディのデザインチームにとって歴史に残る年だったなと思います。
マネージャーの役割はみなさんご存知の通り正解がなく非常に難しいです。
その前提の中、人や組織に「前向き」に、「誠実」に向き合いながら「スピード」を持って「チームワーク」を活かしながら会社を事業を、そしてデザイン組織を「No.1」にするために奔走している2人と働けて幸せだなと思いますし、この先も最高の組織を共に作っていきたいと強く思っています。
■ 過去最大のアウトプット数
バナーやノベルティ、LPやブース、パンフレットまで様々なクリエイティブを作るデザインチームですが、2024年は12月25日時点で1,611のアウトプットとなりました。(以下は特にすごいメンバー)
デザインチームと事業部の連携が強化され、お互い議論する中で「ここはデザインで解決できるのではないか」「もっとこうしたら良くなる」といったデザインでの課題解決できる量が増えたとも言えます。
またファインディデザインチームおなじみのnoteですが、今年は60記事を超えました。
またLT含め登壇の数も過去最高の9本となりました。
02/26 トム at デザイナーLTまつり
06/05 ムカイ at デザイナー以外の職種との共創 〜デザすぷ Vol.6〜
09/25 ぱやつん at コムデと事業貢献
09/27 mos at プロダクトマネージャーLT Night 〜事業を加速させるPMとデザイナーの協働〜
10/12 ムカイ at Designship2024
10/13 ぱやつん at Designship2024
11/08 ナカム〜 at Communication Design Night vol.6
12/05 いけちゃん at 2024年最終章:"大"テック業界忘年会
12/12 たかなこ at WRAP 24 : Spectrum Tokyo End-of-Year Meetup
■ ビジネス × デザイン 文化の基礎ができた
そして、最も大きな変化の1つとして「ビジネス × デザイン文化」の基礎ができたというのがあります。
以前より事業貢献という話をしていましたが、その土台として「可視化」や「事業部とのかけはし」「デザイナーのビジネス感」などといった点をここまで推進してきました。
そしてこの半年は特に点と点が繋がり線となって、デザイン組織全体で一つの文化として息づいている感覚を持つ事ができました。
どのメンバーも事業部と密に連携を取り、事業部の数字をキャッチアップし、なぜ作るのかを本質を考えながら、ROIを考えてアウトプットを行い、アウトカムを共につくる。といった感じです。
もちろん戦略から入り込んだり、全てのプロジェクトで行えているわけではありません。そして再現性といった意味ではまだまだ道のりは長いなと感じつつ、その土壌が出来上がったと感じています。
2025年の展望
■ デザイン組織として
25年は「事業部と共に同じ成果を追い課題解決をリードする」ことを目指します。
今までももちろんできていましたが、それをさらに強化する形で、より同じ目線を持ち、よりアグレッシブに、事業貢献に向けて邁進します。
我々の組織はプロダクトデザインとコミュニケーションデザインを分けて運用してきましたが、その状態は維持しつつ両チームがさらに連携した状態で事業と向き合える体制を構築したいと考えています。
また組織拡大という面では、各ポジションをさらに手厚くし、成長する事業に向き合い、ユーザー/企業に対して価値提供を最大化できるようにしていきます。
もちろんただ人数を増やすだけではなく、1人あたりの売上高を増やすための効率化や最適な体制を考えながら豪胆かつ柔軟に攻めていきます。
■ 育成体制の強化
オンボーディングや1on1、コムデートやプロデート(振り返り会)といった多くの仕組みを取り入れながらデザイナーとして成長できる環境を作ってきましたが、25年はさらに「ビジネス×デザイナー」を加速させる仕組みを作っていきたいと考えています。(アドカレは事業とデザインのテーマで全て執筆しました)
■ プロダクトデザイン
体験の磨き込みとプロダクト横断の考え方に一貫性を持たせることにフォーカスしたいと考えています。
24年はPMやエンジニアと協力し多くのプロジェクトを進める事ができ、来年は「もっと輝けるな」という前向きな感覚を掴む事ができました。
そのためステートメントやトーン&ボイスなどUX定義に関わる部分を今以上にクリアにしつつ、プロジェクトのインパクトを最大化させていきたいと考えています。
また各プロダクトが成長する中で、横断的な考えも必要になってきました。
これはコンポーネントで同じもの使うといった話ではなく、思想としてどのプロダクトを見ても同じ枠組みで考えられていることを目指そうと思っています。
今後人数も増える中で、どれだけ意思決定をシャープに早く行えるかがキモと思っており、そこにトライをしていきます。
■ コミュニケーションデザイン
コミュニケーションデザインはさらなる染み出しを行い、より直接的な事業貢献を目指していきます。
ファインディはコミュニケーションデザインがチーム的に先行する形で来ておりますが、プロダクトデザインに負けじとさらなる意欲的な目標に向かっていきます。
特に戦略からの伴走が行えるようにしていくために、事業、戦略、ユーザーなどの解像度を上げるためのアクション、またデザインの力を最大化させるために外部の力を活用していくことも検討していこうと思っています。
最後に
24年を振り返りグレートという結果で終えることができました。
そこから25年はAwesomeな組織を目指して、今見えている伸び代やまだ見ぬ未来への投資も含め、我々の経営理念である「つくる人がもっとかがやけば、世界はきっと豊かになる。」、またビジョン「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」の実現を目指し更なる飛躍を目指していきたいと思っています。
そして、その未来を実現するためにはさらに強い組織として成長していく必要があります。
現在ファインディデザインチームではデザインマネージャー、リードデザイナー、メンバーをコミュニケーション、プロダクト共に募集しています。
もし本稿を読んで興味を持たれた方はお気軽にDMまたはカジュアル面談でお話ししましょう。