
チームワークで勝っていくデザイン組織
こんにちは、ファインディでデザインマネージャーをしていますムカイ( @osk_kamui )です。
この記事はファインディデザインチーム Advent Calendar 2024の2日目の記事です。
今年はデザインチームが事業貢献をしていくと決めて走り抜けた1年目となります。その中で気づいたことなどを発信していければと思います。
今年のテーマは「事業貢献に関して気づいたこと」ということで書いていきたいと思います。
チームワークで勝ちたい
最近デザイン組織を運営する中で、どんどんとこの想いが強くなってきました。(ちなみにここでの「勝ち」は施策のKPI達成や全社KGIの達成のことです。)
もちろんチームワークを優先しすぎて勝てない、なんてことは避けたいのですが、できればチームワークで勝ちたいなと思っています。
背景にはデザイン組織が事業貢献を少しづつできるようになってきて「勝つこと」は大前提で、「どう勝つか」という勝ち方についても考えるようになってきたことが大きいです。
じゃあなんで勝ち方を考えるかというと、勝ち方が文化をつくり、それが歴史になるからだなと数年デザインマネージャーをやってきた気づいたからでした。
中長期的にみて勝てる組織であり、働きたくなる組織を作っていくためにも、少しづつですがこだわっていきたい所存です。
チームワークとは
私の中ではチームワークは「人の力を引き出すこと」と考えています。
チームワークがある人は「人の力を引き出すこと」ができる人ですし、そのために「人をちゃんと巻き込める人」でもあります。
とりあえず巻き込んでいくタイプの人もいらっしゃいますが、私の考えるチームワークではないと思うのは、やはり「人の力を引き出す」の部分が抜けていることが多いです。
そして人の力を引き出すためには、相手の能力や人となり、そして巻き込まれた側のメリット(評価につながる)までちゃんと考えられることが大事だと考えています。
特に巻き込まれる側のメリットを考えられることは非常に大事で、ビジネスである以上、仲がいいだけではいずれ破綻してしまいます。
デザインチームは何をしてきたか
そしてチームで勝つために、弊デザインチームでは様々な取り組みを行ってきました。
出社ベース
弊デザインチームは週4日出社です。
周囲からは驚かれることもありますが、我々の会社のフェーズとデザイン組織の事業貢献を考えての意思決定になります。
特に事業部との連携やチーム内での相談などは非常にクイックかつ質も高い状態を維持しており(もちろん決定事項などはドキュメントに残しています)、チームワークを扱う上で非常にワークしています。
また、自然発生的に起こり、その後定着した「おかしタイム」などもあり、出社をベースにコミュニケーションが日々促進されています。
チーム全員出席のレビュー会
コミュニケーションデザインは「コムデート」、プロダクトデザインは「プロデート」という名称でレビュー会を行っています。
プロジェクトや制作を通してそれぞれの追っている目標や、得手不得手を知ることもできますし、出社ベースということもあり、限られた時間の中で最大限想いを伝え合うことができるため、毎回とても学びのある時間となっています。
イベントへの積極参加
社外のイベントに参加する際は、お互い誘い合わせて参加することが多いです。
同じ空間で同じナレッジを共有し、イベント後にはラーメンを食べて語らい合う。「ラーメン美味しいね」と言いながら普段話せない話も一緒にすることは普段仕事の話をするだけでは成し得ないチームワークの促進剤だなと思います。
朝会での「ごきげんよう」
ファインディデザインチームの朝会では、持ち回りで自分が「ごきげん」になる話をする時間があります。
ごきげんになるという点がミソで、ほとんど仕事の話が出ません。
そのため自分の好きなもの、アガったものなど様々な人となりを知ることができます。
3分という制限時間は設けていますが、短いながらもそういった話を通して他のメンバーも「私もそれ好き」「初めて知った、もっと知りたい」といった相互コミュニケーションが促進されます。
デザインウィンセッション
良い「チームワーク」を見つけたらSlackのカスタム絵文字「デザチWIN」を押すことで、#design-winsessionチャンネルに投稿される仕組みがあります。
日々たくさんのスタンプが押されるので、何が良いチームワークなのかというのが新しく入ってきた人にもわかりやすく、参考にしやすい状態となっています。
この取り組みは今年5月から始めたのですが今日時点で689のWINがあり、今後もたくさんのWINを集めたいと思います。
バリューこそが他組織との違い
世の中にはいろいろな組織がありますが、経営理念やビジョンと同じくらい「どうやってビジョンに向かうのか」、つまりバリューが大事だなと思っています。
そういう意味でファインディは「前向き」で「誠実」で「チームワーク」があり「スピード」を持って「No.1」を目指すスタイルで「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」というビジョンを実現し、経営理念である「つくる人がもっとかがやけば、世界はきっと豊かになる。」をみなで達成していければと思います。
もし本稿を読んで興味を持たれた方はお気軽にDMまたはカジュアル面談でお話ししましょう。