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【健康保険編🦴】傷病手当金を受給中に退職👋🏻そのあとはどうする?

先月末(24年3月末)をもって、会社を退職しました。
現在は傷病手当金を受け取りながら、1ヶ月に1,2度のメンタルクリニックを受診しつつ自宅療養中です。
目下の心配と言えば、症状のほかにお金のことです。私の給与は、もちろん当面の間は0円🤷🏻‍♀️
納税の義務は怠りたくないが、できる限り節税したいという思いのもと、過程から手続き完了までの流れを、備忘録も兼ねてまとめます。

ただし個人の状況や市町村の違いがあったり、あくまでも自己調査によるものですので、「ふ~ん」くらいの心持ちでご参考になさってください。
※事実と違う内容があれば恐縮ですが、コメント等でご指摘ください🥶

なお、自己紹介や退職までの経緯は、以下記事をご参照ください👇🏻

現在の家族状況

最終的には以下のような状態となりました。

  • 私(35歳)

    • 現在無職・適応障害の自宅療養中

    • 職歴:新卒会社7年9ヶ月+転職後会社6年3ヶ月(計14年)

      • 在職中は協会けんぽ(社保)|国民+厚生年金(第2号被保険者)

    • 現在→国民健康保険(国保)|国民年金(第1号被保険者)

      • 4月8日に市役所で加入(異動)手続き済

  • 夫(37歳)/世帯主

    • 正社員・時短勤務

      • いずれ俺も辞めたいゾと言っている😇

    • 会社の健康保険組合(社保)|国民+厚生年金(第2号被保険者)

  • 子ども(3歳)

    • 認可保育園3歳クラスに入園中

    • 夫の扶養(被扶養者)

    • 保育料は3歳から無償化(1~2歳クラスでは3万弱くらい。3歳クラスからは無償へ…納税者さん感謝感謝です🙇🏻‍♀️しかし給食費は月々6千円有)


さて、社会保険についてはあまり、というか、かなりの勉強不足です。
そのため、図書館やメルカリの中古本、ネットなど(節約したいのでね…)を参考に知識を仕入れました。

社会保険の種類

ネットにおいては、文化庁の社会保障制度のページの以下画像がわかり易かったです。

夫は画像左側の「会社員等」、
私は画像右側の「個人事業主」(無職だし労働保険は特に関係なし)に当てはまります。

今回の記事では「医療保険」(健康保険)についてまとめています。


失業後の健康保険の選択肢

元職場は協会けんぽで、自分の場合は毎月15,000円の健康保険料を支払っていました(給与から天引き=特別徴収)。休職中3ヶ月間もしっかりね…🙃休職中は給与0円でしたので、給与からの天引きはできません。そのため、指定された会社の口座・金額を振り込んでいました👛
保険料というのはもともと雇用主の会社も折半分を負担してくれていたわけですから、ある意味感謝でもある…かな?

さて、退職日翌日からは協会けんぽの保険証は使用できませんので(会社へ返却)、なんらかの健康保険に加入手続きしなければなりません。選択肢としては3つありました。

❶夫の社保の扶養に入る

  • 【メリット】

    • 健康保険料も国民年金も負担0円

  • 【デメリット】

    • いわゆる年収の壁がありますが、当面療養のためいったん関係なし。

    • それよりも、夫の会社的に時短勤務解除=フルタイム勤務=残業激増という可能性が極めて高かった

    • 世帯収入増や税負担は減るが、夫の疲労が増えたり帰宅が遅くなったり、私の育児ワンオペによる病状悪化の方が心配であったので見送り。

❷協会けんぽ(元職場)の任意継続をする

❸国民健康保険(国保)に加入する

  • 【メリット】

    • 前年所得によって保険税が変動する(無職にとってはありがたい)

      • 計算は難しいので、市役所の国保課?へお問い合わせが確実。そのとき、前年度分の源泉徴収票とかざっくりとした年収を把握しておくこと良いです。

        • 私の場合は、市役所のWebページに載っている試算用Excelを案内されたのみでした😶

        • その試算によれば、元職場での前年度の所得から計算されるはずなので、初回は月換算すれば2万4千円弱。それ以降は、収入0円でも支払う額は3千円強くらいのようでした。

      • 減額/軽減制度がある

    • ちなみに、国民健康保険は世帯ごとでの加入という考えなので、保険料の納付書は世帯主(うちは夫)に届きます。しかし、夫は国保に加入する必要はありません。保険証も私の名前で交付されます。

  • 【デメリット】

    • たとえば夫も社保から抜けて国保に加入した場合、国保には扶養という考えが無いため、収入0円の子どもにも国保の保険料がかかる(なんちゃら割によって安くはなるようだ)

    • 傷病手当金や出産手当金は出ない(社保にはある)

    • 上記メリットの部分で月換算を出しましたが、自治体によって納付のタイミングは何期か(まとまった月ごと)が違います。私の場合は8期なので、2万4千円弱が毎月、ではなく、2万4千円弱×12か月÷8期=3万6千円くらいです。年間で見れば国保の方が安かったのですが、月々のキャッシュフローもちゃんと頭に入れておかないとね…🙄


🎯私が選択した健康保険

メリット・デメリット、我が家の状況を総括して、私は国民健康保険(国保)に決めました。
どれにせよ加入手続きの期間は14日以内など案外短いので、どっちが安いのか、手続きに際し何を持ってゆけば良いのかは各手続き元(けんぽや組合、市役所など)に問い合わせるのが一番確実そうです。
私の場合、必要なものは、退職証明書(退職日が分かるもの)と身分証明書のみでした。
※会社からもらう離職票はうちの場合、上記の加入手続き期間内に間に合わなそうだったので、事前にお願いして退職証明書を発行してもらいました。


❓国保でもマル乳などの子ども医療費助成制度は受けられるの?

各自治体によって、子どもの助成制度の年齢制限はあるようですが、ざっと見た限りでは国保・社保のどちらかに加入していれば、市役所の窓口申請で助成を受けられるようです。

子ども医療費助成制度とは、各自治体が定めた年齢の子どもにかかる医療費を援助する制度です。病院や薬局で子どもの医療費が発生した際に、子どもの健康保険証と医療証を提示したり、受給券(受給者証)を提示したりすることで保護者が負担する金額が軽減されます。

子どもの医療費は公的医療保険が7〜8割を負担し、残りの2〜3割を市区町村が補助することで自己負担が抑えられる仕組みです。現状、国で統一された制度ではなく、住んでいる市区町村ごとに内容は異なります。

子ども医療費助成制度とは?全国で異なる対象者や申請方法を解説

❓出産一時金はもらえるの?

出産一時金(2023年4月からは42万→50万にアップ🤗)は国保・社保関係なしに受給できるようです。
ただし、国保では「出産手当金」はもらえません。そもそも、出産のため会社を休んだために事業主から報酬が受けられない場合に支給される手当金なので、会社勤めを辞めたら無いんですよね。育児休業給付金も同じ考え。
しかし!私の地域では、「産前産後期間の国民年金保険料が免除となります」という案内がありました。二人目は正直悩んでいるところではありますが、いち女性としてはありがたい制度です🐣


❓失業後の傷病手当金はもらえるの?

こちらも非常に重要なポイントでした。答えは協会けんぽに書いてありました。結論から言えば、私の場合はもらえるようです。1年以上けんぽに加入していたこと&退職日に出勤扱いしないことが条件のようです。(あとたぶん、同じ病名であることも?)

Q6:傷病手当金を受給していましたが、会社を退職することになりました。退職後の期間についても傷病手当金を申請できますか?
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A6:次の2点を満たしている場合に退職後も引き続き残りの期間について傷病手当金を受けることができます。

(資格喪失後の継続給付)
・被保険者の資格喪失をした日の前日(退職日)までに継続して1年以上の被保険者期間 (健康保険任意継続の被保険者期間を除く)があること。
・資格喪失時に傷病手当金を受けているか、または受ける条件を満たしていること。(なお、退職日に出勤したときは、継続給付を受ける条件を満たさないために資格喪失後(退職日の翌日)以降の傷病手当金はお支払いできません。)

傷病手当金について

なお、退職後は「傷病手当金 支給申請書 事業主記入用」のページは空欄で出せばOKのようです。傷病手当金の受給期間は、通算して1年6ヵ月まで(療養中であることが前提)。
ちなみに私は、月毎に申請しているため、毎月18万5千円ほどを支給いただいています。この金額は在職中の収入から計算されます。ここでぶっちゃけて言えば手取り26万ほどだったため、3割減という感じです。ただこれまで納税した分(14年間)を考えると、ありがたい金額です🧙🏻‍♀️


❓傷病手当の受給期間が終わったらどうする?

傷病手当を在職中~退職後も継続して受給できることは分かりましたが、支給期限は通算1年6か月です。できるだけ早く社会復帰したいものの、メンタル的な疾病は先が見えずに不安ですよね。
その場合は、失業手当(失業保険<雇用保険の基本手当>)の受給延長申請をしておくと良さそうです。くわしくは、やはり市町村のハローワークに問い合わせると良いです。
私も親切な職員さんに電話で詳しく教えていただきました。

ほかにも以下の動画がわかり易いかなと思いますので、参考として載せておきますね。


国民年金についてはまた次回…🚵🏻‍♀️

本当は本記事で年金についてもまとめたかったのですが…
長丁場になりそうでしたので、一旦ここで区切らせていただきます。

社会保険について、納税について、そして節税について…
ひと通りやり終えてから、いろいろお金についての勉強・知識はひとりではどうにもなりません。ネットの情報も鵜呑みにもしない方がいいかなとも思いました。
確実なのは、市役所の窓口でいろいろと恥を捨てて聞きまくることです。もしくは、書籍。ネットよりは校閲・校正・監修されているので、参考になるとも思います。

メンタルダウンでそこまで考えられるリソースはないよ…という方は、思い切ってパートナーに相談して代行してもらってもいいと思います。
パートナーとなる方がいらっしゃらなければ、メンタルクリニックの主治医の先生に相談するのもひとつの手だと思います。

不安は「わからない」からくるもの…その糸口は人に頼ってもいいんだよ~!との思いで本記事は締めさせていただきます🤹🏻‍♀️
いまは自己肯定感UP期間としているので、この記事がどなたかの役に立ちますように!そして欲を言えば、いいね🤍だけでも押していただけたら嬉しいです🕊


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