明るい小説っていいね
やっとこさ、「成瀬は天下を取りにいく」を読み終えた。読みやすい文章で、キャラ造形もしっかりしていて、共感できるところがいくつもあって、万人ウケするのも納得の内容だった。
テレビ番組の特集なんかを見ていると、成瀬もしくは島崎について語られることが多いように思うが、わたしは圧倒的に大貫ちゃん推しだ。
高校入学当初の、あの思春期の終わりきらない感じとか、不器用なくせに自分を達観していると思い込んでいるところとか、周りを気にして目の前の相手を蔑ろにしてしまっているところとか、昔の自分を見ているようで切なくも懐かしい気持ちにさせられた。
成瀬をそこまで好いてないところも、逆に好感が持てた。
アニメ化しないかなぁと考えているけど、どうだろう。京アニあたり、やってくれないかな。