買い物依存症と鬱 そして末路は認知症へと急降下
父がこの世を去り、そろそろ49日を迎える。
とにかく散々いろいろな人に迷惑をかけながら死んでいった父の日々を綴っています。
⬛︎凄まじい買い物依存症っぷりだった
毎日毎日とにかく買い物をしまくる。呆れるくらい買い物をする。部屋は足の踏み場もないくらいのたくさんのものに溢れているが、山積みになっているだけで使っておらずお金も床にバラバラになって散らばっている。 山積みになっている大量の物たちの量も凄いが一度も使っていないのも凄い。ドーパミンを放出したいだけで買い物をしているのでタチが悪い。
買いに行くまでが楽しいのであってあとはどうでも良いのだ。本当に欲しいわけではないから買った事なんて忘れてしまう。机の上に支払わなければならない書類が重なっていて支払いが遅れに遅れ、いつも家族を困らせていた、、、
正直危ない状態だった。お金は底を尽きる、死ねばもろとも状態で買いまくる。欲しい、要らないとか何も考えずにただただ買いまくる。今思うとかなり精神的に鬱を抱えていたのだろう。自分もメンタルがやられそうになるくらい辛かった。買い物依存症に陥ってしまった人の特徴をいくつか挙げておくので参考にして頂けたら。
⬛︎毎日の運動習慣がない
⬛︎趣味がない
⬛︎山や海などの自然環境に行く習慣がない
⬛︎家でテレビばかり観ている
⬛︎都会に住んでいる
⬛︎部屋が汚い
⬛︎移動が少ない 身体を使わない
⬛︎字だけの本を読まない
⬛︎教養がない
⬛︎リラックスが足りない 常に頭の中の情報過多が止まらないので脳にコルチゾールが蓄積されている事が理解できていない
買い物依存症の末路は認知症になり、最期の2ヶ月は寝たきりになり、買ったものに対しては勿論使うこともなければ、買ったものを使えず、洋服に関しては袖口の事が理解できず、着ることさえもわからなくなり、いつも裸だった。
やがて話す事さえも忘れ、、、息をするのも面倒になり、、、この世を去った。その姿を見ていると、様々な執着を捨てられたようで良かったのではないか、、、
と思った。
⬛︎実はかなり前から認知症だったのでは?
病院に行きたがらない間も様子がとにかくおかしかったので実はかなり前から認知症だったのではないか、と思っており、認知症は早期発見がなかなか難しい。何故なら本人は自分で認知症である事を認めたくない、という強い感情があるし、本人も自分がどうなっていってるのかさえも把握できなくなってくるから隠したがる。今まで出来ていた動作ができなくなってしまった事を自分で自分に自問自答をしているからだろう。この先どんな病気に苛まれるかなんて病気になってみないと考えないと思うし、認知症がこの日本の社会にどんどん増加していく事は避けられないので元気なうちに、大丈夫なうちに知識を身につけておいて、自分がならないように対策をすれば遅くないだろう。
ドーパミン中毒と認知症の結びつきはかなり近いので、コルチゾールが脳に蓄積されない様に様々な対策を運動や食生活や生活習慣で学んでいけば、かなりの確率で認知症を予防できると思うので、脳科学の勉強も並行して学ぶのも対策に繋がる。認知症で悩んでいる人には脳科学をオススメする。