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【要約】エッセンシャル思考|本当にやりたいことを後回しにせずやる方法

「本当にやりたいことがいつも後回しでなかなかできない。。」

そんな方にぴったりの一冊を紹介します。

⬇︎こんなあなたにオススメ⬇︎
・仕事の生産性を上げたい
・いつも時間に追われている
・本当にやりたいことがいつも後回しでなかなかできない

今回はグレッグ・マキューン著『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』を解説していきます。

シリコンバレーのコンサルティング会社THISのCEOであり、アップル、グーグル、フェイスブック、ツイッターなど多数の超有名トップ企業のアドバイザーとして活躍する著者。

この本では、そんな著者が編み出した「エッセンシャル思考」の思考法によって、最小の時間で成果を最大にするやり方が解説されています。

この本は、全米ベストセラーとなり、日本でも50万部を超える大ヒット作となりました。発売から8年経った今でも多くの人に読まれ続けています。

この本を読んでエッセンシャル思考を身につけることで、仕事の生産性が上がり、本当にやりたいことをやる時間やエネルギーを確保できるようになります。一緒に学んでいきましょう!

なぜエッセンシャル思考が重要なのか

エッセンシャル思考は「より少なく、しかしより良く」を目指す。

エッセンシャル思考とは、「より少なく、しかしより良く」を追求する考え方のことです。

エッセンシャル思考では、本当に大事なことを見極めて、最高のパフォーマンスを発揮するために、たくさんの物事の中から少数の本質的なものだけを選び取ります。

勘違いしてはいけないのが、決してやり遂げるものが少なければ良いということではありません。あくまで自分の時間とエネルギーを一番効率的に配分し、重要な仕事で最大の成果を挙げるのがエッセンシャル思考の目的です。

エッセンシャル思考の基礎となる3つの考え方

エッセンシャル思考には基礎となる3つの考え方があります。

<基礎となる3つの考え方>
・選択
・ノイズ
・トレードオフ

1: 選択

自分の意思で選択することがエッセンシャル思考には欠かせない。

エッセンシャル思考の基礎となる考え方1つ目は「選択」です。

人間には学習性無力感という、何をしても無駄だと思ってしまう性質があります。これにより選択を放棄し、他人に委ねてしまうことがあります。

例えば、仕事で頑張っても評価してもらえなかったとき、考えることをやめ、仕事を全て引き受けてしまうといったことです。これはエッセンシャル思考とは程遠いものになってしまいます。

2: ノイズ

世の中本当に重要なものは多くない。

エッセンシャル思考の基礎となる考え方2つ目は「ノイズ」です。

世の中本当に重要なものは多くはありません。そのため何が重要か見極めることが大事です。

エッセンシャル思考の人は時間をかけて選択肢を検討します。それはやるべきことを正しく選べばその見返りはとても大きいと知っているからです。本当に大切なことにYesと言うためにはその他の全てにNoと言うべきです。

3: トレードオフ

全て手に入れるのは不可能。

エッセンシャル思考の基礎となる考え方3つ目は「トレードオフ」です。
トレードオフとは何かを達成するために何かを犠牲にしなければならない関係のことです。

<トレードオフの例>
・高い給料OR長い休暇
・顧客第一OR社員第一
・急ぎのメールに返信OR大事な会議に出席

これらはどちらも取るのは不可能です。「どうすれば両立できるか」と考えるのではなく、「何を取り、何をするのか」を考えることが重要です。

本当に大切なことを見極める方法

エッセンシャル思考で、本当に大切なものを見極めるために必要なことは以下3つがあります。

1: じっくり考える時間

自分だけでいられる時間を確保する。

1つ目は「じっくり考える時間」です。

忙しい中考える余裕を生み出すには、あえて孤独になれる時間を取る必要があります。

1日1時間でも1年に2週間でも良いので、忙しい日常を離れ自分だけでいられる時間を確保することが必要です。

2: 十分な睡眠

最大の資産は自分自身!

2つ目は「十分な睡眠」です。

あなたの最大の資産は自分自身です。心と体をないがしろにすると、価値を生み出すための元手がなくなってしまいます。そして自分を壊す最大の原因が睡眠不足です

3: 何を選ぶかという厳密な基準

おすすめは90点ルール。

3つ目は「何を選ぶかという厳密な基準」です。

前もって判断の基準を決めておくことで、素早く、またその場の感情に流されず判断ができるようになります。

どうしても迷ってしまう人へのおすすめは90点ルールです。選択肢を100点満点で評価し、90点以上なら合格、それ未満は不合格とします。このように厳しい基準を作れば、必然的に大多数の選択肢を却下することができます。

頼み事を上手に断れない人へのアドバイス

上手に断るには、相手との関係を切り離して考える。

エッセンシャル思考を習得する上で最後に重要なのが「上手に断るスキル」です。

これができずに依頼をなんでも引き受けてしまっては、やるべきこと以外に時間を割くことになってしまいます。

上手に断るにはまず、判断する際に相手との関係性を切り離して考えます。相手が親しい人でも例外ではありません。頼み事を断るのは相手を拒絶することにはなりません。

どうしても断りづらい場合は「声をかけてくれて嬉しいのですが。。」という風にやんわりと断りましょう。

また、曖昧に答えると相手への迷惑になります。答えづらくとも必要以上に引き延ばさず、きっぱり断った方が相手へのダメージも少ないです。

まとめ

今回は、グレッグ・マキューン著の「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」を解説しました。
著書ではこの記事で書かれている内容をより詳しく説明しています。また、「エッセンシャル思考を仕組み化する方法」「依頼の断り方のレパートリー」などなど、この記事では触れられなかった様々な内容が説明されています。
「少ない時間で最大の成果を挙げたい!」という方は実際に手に取って読んでみてください。

<読者の声>
・「最近、色々なことに興味を持ちすぎており、逆に何もできていなかったのでその解消を狙って買いました。おかげで本当にやりたいことを満喫しています!」
・「時間の意義ある使い方は、切実なテーマ。いかにクリエイティブな思考に時間を費やすかについてインパクトのある書籍です。」
・「ノイズだらけの世の中で、自分の考えをしっかり持ち、選ぶことの大切さが理解できました。」


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