同僚が病気になり思うこと
職場の同僚にガンが見つかり
治療に専念することになり
暫くの間、休職することになった。
手術は無事終わったそうだが
治療方針を変えざるを得ないらしい。
彼はオレより2つ下。
年齢的にも、まだまだ大きな病気をするなんて
思ってなかっただろう。
そういうオレだって、これまで健康で生きてきたし
50歳を過ぎた今も、健康だけが取り柄だと
思ってるくらいだ。
だけど、50歳を過ぎた辺りから
衰えを感じることが増えた。
体力が落ちてきたのをはじめとして
気力も低下してきてるのを感じる。
つい5年くらい前までは
アイドルの推しに会いに行くため
色んな所に出向くくらいに行動派だったが
去年から好きになった乃木坂46の
ライブとかミーグリなどに行くことを
ためらってしまってる自分がいる。
5年くらい前なら、迷うことなく
あちこち出掛けていただろうけど
今は、そんな気力すらなくなりつつある。
ライブに行きたい気持ちは凄くあるのに
体が動かないって感じだ。
外にでることが大好きだったけど
最近はすっかり家の中でできる趣味を
休日は楽しむようになってる。
情けないなぁって思うよ。
だけどね、体だけは丈夫で
病気らしい病気はこれまで一度もない。
健康に生んでくれた親には
本当に感謝してるよ。
だけどね、同僚がオレより若いのに
病気になったのを見るとね
ちょっと心配になったりはする。
それと同時に、もうオレも若くないな
って改めて実感してみたりする。
若いってさ、やっぱりそれだけで
素晴らしいって思うんだよ。
金じゃ買えない。
時間は無惨にも過ぎていく。
同僚がさっきLINEで言ってた。
つくづく病気なんてするもんじゃない
って思った、と。
手術して、悪い部分を取り除いてもらって
暫く静養して仕事に復帰するって
考えていたみたいだけど
思っていたより上手くいかなくて
治療の方針を変えざるを得ないって聞いて
そのように感じたんだろうね。
思ってたより復帰は遅くなるかもしれないけど
暫くは静養して、また元気に帰ってきてくれるのを
オレは待ってるよ。
普段はね、落ち込んだり考えたりすること
殆どないんだけど、今回はさすがに
色々考えさせられたね。
健康でいることのありがたさ。
健康で暮らせていることが
幸せなんだということ。
そして、時間は有限。
もう若くないこれからの時間を
どう生きるかって大切だなって思う。
だって、どんどん衰えてくんだから。
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