文房具に投資すると書く楽しさが倍増すると知った
書くことが好きなわたし。
ふと頭に浮かんだ、文章という輪郭にすらなっていない文字の羅列たちを、ただがむしゃらに、白紙のノートに書いていく。
特にそれが好き。
そして、パソコンでカタカタやるよりも、アナログに手書きでメモするのが好み。
ただひとつ、もどかしく思うことがある。
それは、あふれ出てくる言葉に対して手書きじゃ追いつかないこと。
思考の儚さといったらすごくて。ほんとに、掴んだと思ったら一瞬で消えてしまう。
メモに残さなければ、そもそも存在すらしていなかったかのように。
それが寂しくてどうにかならないかなーと。
そして、この前。
別の用事で、新しくボールペンを購入した。
普段は100均か貰い物で間に合わせていたけど、文房具屋のペンってのはどう違うのかふと気になったからだ。といっても、黒のボールペンで1本300円程度のものだ。
だが、いざ書いてみてびっくり。
ペン先がスルスルと爽快に動く。
ペンが走るってこういうことか!と、
ちょっと感動した。
で、そのペンでノートを書いてみたら、頭と手が完全に繋がっている感覚で初めて思考の取りこぼしがなかった気がした。書くのが楽しくて楽しくて仕方なかった。
新しいペンに持ち帰るだけで出力レベルが数倍も上がる感覚で、ほんっっとうにびっくり。
弘法筆を選ばずというし、最低限の機能があればなんでもいいやとか思っていたけど、ちょっと覆されたかも。
書く楽しさを知った今だからこそ、文房具に投資するのはめっちゃくちゃアリかもしれない。
文房具の沼は深いのだろうなぁ。
奥深さの片鱗を垣間見て、だんぜん興味が湧いてきました。おっきな文房具屋さんとか行ってみたい。
他の文房具も気になってきたので、新生活に合わせて買い揃えてみたい。