教師の失敗を回避+失敗を成功の種に
(※今回の参考ホームページ)
(※今回の「参考書籍」)
このようなあなたにオススメです!
✅ 教師生活を充実させたいと心から思うようになった
✅ 教師に疲れてきたと思えることがあった
✅ 失敗でくよくよ悩みたくない
教育の世界にも,「失敗学」を取り入れる必要がある
「失敗学」とは,失敗の原因や結果を分析し、失敗から学ぶ方法や知識を提供する学問分野です。
失敗学は,科学技術や経営管理などの様々な分野に応用されてきました。
失敗学は,失敗を防ぐための予防策や対処法を研究するだけが目的ではありません。
失敗学の目的は、失敗を恐れずに挑戦し、失敗を成長の機会に変えることにあります。
つまり,失敗を防ぎつつも,失敗をしてもその失敗から次の成功の機会にしたり,自分の成長の機会にしてしまえばよいのです。
「学び続ける教師」には,絶対に必要な学問です。
教育の世界には,「失敗学」は浸透していない
一部の教師の努力にもかかわらず,教育の世界にはまだまだ失敗学は浸透していません。
そのため,毎年,どの教師でも同じような失敗をしてしまっているのです。
4月には落ち着いていた学級が,5月になるとだんだんと騒がしくなってくる。
子供との距離感が近くなりすぎて,指導がしにくい。指導が子供に入らない。
授業中になると,子供が退屈そうにしている。授業のやり方がこれでいいのか不安を覚える。
失敗が続くことで,日々の教師生活に悩むようになります。
そして,徐々に疲れがたまってきます。
この「疲れ」は,物理的な「肉体的な疲れ」もありますが,
「精神的な疲れ」が大きな要素を占めています。
つまり,「自分の教育がこれでよいのか」という不安から,徐々に,教師生活に「疲弊」してくるのです。
まずは,失敗を回避する方法を学ぼう
同じような失敗は,「コピペミス」などと呼ばれることがあります。
どの教師も,同じようなコピペミスをしています。
大昔の実践記録に出てくる失敗と,現代の教師が陥っている失敗が同じということになってしまっているのです。
これは実に「おかしな話」です。
失敗が,体系化されていないのです。共有されていないのです。
だから,先人が陥った失敗を,今の教師が知ることで,失敗を回避できるのです。
もしくは,現代の教員が,今まさに失敗していることを共有すれば,自分は失敗を回避できるのです。
しかし,この「共有」が難しいのは,「人は誰もが失敗を知られたくないから」です。
プライドが邪魔をして,失敗を公開できないのです。
ただし,少ないながらも,「教師の典型的な失敗」を紹介した本はあります。
例えば以下のような書籍です。ごく一部,そういった教育書がすでに発刊されているのです。
失敗から学び,成功に導くための「失敗から学ぶ方法」も知っておく必要がある
では,他人の失敗例を知ることで,失敗を避けることができたとします。
これで,失敗は激減するはずです。
失敗が減るほど,失敗するチャンスが増えたといえます。
失敗が減ることで,ようやく,自分なりに難しいことに挑戦しようと思えるのです。
難しいことに挑戦しているとき,失敗をしてしまうこともあるでしょう。
挑戦には失敗がつきものだからです。
しかし,この失敗は,先ほどの「典型的なよくあるミス」とは違います。
この失敗は,挑戦した上での,「前向きな失敗」とも言えるものです。
この「失敗」からは,多くのことが学べるはずです。
多くのことを学ぶと自分が成長できます。
また,多くのことを学んだ結果,失敗を活かして,さらに大きな成功へと導くこともできるようになるのです。
医療では、医療事故や診断ミスの原因や結果を調査し、患者の安全や医療の質を向上させるためのガイドラインやシステムを作ります。
教育の世界でも,失敗から,さらなる新しい教育実践やシステムを開発できることがあるのです。
失敗を学び,失敗から学び,失敗を活かし,教師生活を充実させよう
①「失敗を学ぶことができる本」
②「失敗から学ぶ方法を知ることができる本」
③「失敗を活かす方法を知ることができる本」
この①から③の3つのことは,全て意味が異なります。
それぞれが,非常に重要な内容であり,カテゴリーが別なのです。
私達教師は,この3つの内容を全て学ばなくてはならないのです。
そうすることで,結局のところ,教師生活が充実するようになるのです。
この3つが全て紹介されている本が,1冊あります。
それが以下の書籍です。
教師になった人,全員に配布すべき本です。
失敗学のよいところは,以下のように考えることができます。
失敗から学ぶことで、自分の弱点や課題を見つけ、改善することができます。
失敗から学ぶことで、新しい発見や創造性を促進することができます。
教育の世界でも「失敗学」が広がることでしょう。
参考HP