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教師の「コピペミス」を無くそう!! 他の教師の失敗談から学べる本

学級担任なら,全員が手に入れたい本

(※今回の「参考書籍」)

このようなあなたにオススメです!

✅ 学級経営を充実させたい

✅ 教育に心理的安全性を取り入れたい

✅ 教師一人の力に依存しない学級経営を行いたい


教師は誰もが,同じようなミスをしている。


若い教師の誰もが通る,「失敗・まちがい」があります。

若い教師のほとんど全員が,同じような失敗・間違いをしているのです。

面白いことに,ある教員研修で若い教師が数百人集められたことがあります。

そのとき,「失敗・まちがい」を出し合うと,不思議と,
ほとんど同じような失敗が出てくるのです。

若い教師達は,他の教師の失敗を聞いて,

「自分だけが失敗しているのではないのだな」

「みな同じような間違い・失敗をしているものなのだな」

このように安心したということです。


同じようなミス=「コピペミス」を無くすには?


同じようなミスは,「コピペミス」です。

まるで,コピーペーストしたかのように,どの教師も,同じような失敗・間違いの道を歩んでいくのです。

例えば,「終わったら何をするのかを示しておく」ということも,知れば簡単にできるようになります。

ところが,若い教師はほとんどこのようなミスを防ぐ方法を知りません。


そのため,「作業や活動が終わったら何をしておくのか」を指示しません。


その結果,「やることがなくなった」,「何もすることがなくなった」,「次に何をしていいのかわからない」といった子供が出てきます。

こうして,学級の子供は,各々に勝手な行動を始めます。

私語をする子もいますし,遊ぶ子もいます。

各自がバラバラの行動をするのです。

こうして「静かな学級」は,あっという間に「騒々しい学級」になります。


何がダメだったのでしょうか。

答えは簡単です。

「終わったら何をしておくのか」を指示しておき,「どの子にも空白の時間」がないようにしておけばよかったのです。


とても簡単なことですが,これを知らない教師は,ほぼ全員が同じ「失敗・まちがいの道」に進んでしまいます。

そして,「自分は力のない教師なのだ」と反省することになるのです。



「自分の失敗から学び,反省することが大切だ」という格言の危うさ


教師なら,自分の失敗から学べばよい。
そうすれば,いずれ教師の力を身につけられるはずだ。

そういう格言があります。


学校現場で教えたことのない人から発せられることの多い格言です。


自分は学校現場で教えたことがないので,簡単に「反省(内省)だけしていればよい」などと,無責任なことが言えるのです。

しかし,この格言には「危うさ」が含まれています。


なぜなら,若いうちは,自分の教育行為でうまくいった数よりも,失敗した数の方が上回っているからです。


**********************************

 うまくいった数   <<<<  失敗した数 まちがえた数

**********************************

すると,どうなるでしょうか?


反省をしていると,精神的にとてもつらくなるのです。

失敗した数,まちがえた数の方が多いので,次のように思えるからです。

「自分は何てダメな教師なのだ」

「自分以外の教師の方が立派だ」

「自分の教育行為で本当によいのだろうか」


こうして,自信を失い,精神的に疲弊し,病休などになっていくのです。


「コピペミス」を解決できるよい方法


「コピペミス」を防ぐ方法はあるのでしょうか。

答えはあります。

それは,他人の失敗・まちがいから学べばよいのです。

自分の失敗を反省することも大切なのですが,それだけではつらいと感じて
しまいます。

だからこそ,他人の失敗談から学べばよいのです。

他人の失敗談ですから,つらくありません。

それどころか,同じような失敗をしている教師もいるのだなあ,と安心さえ覚えます。

みな,似たような「まちがい」をしながら,少しずつ教師としての力をつけていることが理解できるのです。


そこでオススメなのが,この書籍です。


この書籍の中には,若い教師が経験する「典型的な失敗・まちがい」が出てきます。

「コピペミス」の典型例が出てくるのです。

たった一つでも,「コピペミス」を知ることで,自分は同じ過ちを繰り返さずに済みます。

教師も幸せになります。

そして,子供も幸せになるのです。


他人のまちがいから学ぶのは怖くない


この書籍には,いろいろな教師の様々な「失敗談」が出てきます。

この失敗談を読み,失敗から学ぶようにすればよいのです。


そうすれば,自分の教育行為を振り返ることにもなっているのです。

そして,さらによい指導とは何かを考えることにもなります。

「こんな間違いがあるのだな。気を付けよう。」

「こんな間違いの道があるのだな,自分ならこうするかも。」

「自分だったら,こんな風に学級経営をしていけばよいと思う。」


このように,精神的に苦痛を感じることなく,

むしろ,他人の失敗に安堵しながら,

反省や,改善,工夫ができるようになるのです。


反省の仕方,内省の仕方が身に付く


それだけではありません。

他人の「まちがい」から学ぶことは,実は,「反省の仕方」,「内省の仕方」を身に付けることになっているのです。

他人の間違いを分析することになるからです。

間違いを分析し,次に間違わないためにどうすればよいのかを考えることができるのです。

この姿勢が身に付くと,どういう風に反省(内省)すればよいのかの,方法が自然と理解できてくるのです。


この本は,1冊で3つの効果があるものです。


心理的安全性の概念も説明してくれている


「まちがいだらけの学級経営」を扱った,この書では,心理的安全性の確保ができていなかった学級の失敗例が出てきます。

心理的安全性を扱った数少ない書籍の1つです。

徐々に,教育界にも,「心理的安全性」を学ぶことが大切だとされてきています。

学級経営や授業において,心理的安全性の確保が必要と認知されてきたのです。


心理的安全性を確保は,現代の学級経営では,必須のものだと認知されるようになったのも,1年後の子供の成長が著しく違ってくるからです。

授業や学級経営にも,心理的安全性の概念を学び,そして確保することが必要だと認知されるようになったのです。



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