「ゲームがあれば、学習はドラッグになる」学習者とゲーミフィケーションのはなし【ランタンnote】
(*ランタンnote毎日更新|20日目)
こんばんは、AKIです。
学習者のレベルアップを助けるサイト「LearnTern」の運営とかとかやってます。
ランタンnote毎日更新も気づけば、20日目。「気づけば」というのは嘘で、毎日「やっと○日か……」と思いながら書いております。それでも連続日数が増えていき、マガジンが充実してくると面白くなってきたり。あとは経験値が可視化され、レベルアップ通知とかあれば最高ですね。
というわけで今日は小話。
ゲーミフィケーションの話です。
「ゲームがあれば、学習はドラッグになる」
ゲーミフィケーション
「ゲームがあれば、学習はドラッグになる」
有名なゲームデザイナーであるラフ・コスター(ウルティマオンラインとかの人らしい)の言葉です。
昔、『ウォートン・スクール ゲーミフィケーション集中講義』という本を読んでいた時に見つけ、Evernoteにメモっていました。
ゲームというのは人を「楽しませ、熱中させる」ことに極めて長けたコンテンツです。そのための仕組みを多く内包しています。
その「熱中させる」ゲームの仕組みを、ゲーム以外の文脈に応用しようとするのが「ゲーミフィケーション」です。
マーケティングに応用して、顧客をプロダクトやサービスにのめり込ませる。
組織に応用して、メンバーのモチベーションを向上させる。
はい、そうです。
学習にも応用できますし、始まっています。
学習とゲーミフィケーション
すでに教育分野のゲーミフィケーションもがっつり研究されています。
このあたりが詳しいので「ゲーミフィケーションについて学び始めたい!」という人は参考にしてください。
ちょっと難しく感じる人もいるかもしれませんが、ゲーミフィケーションでは全部をいきなり導入する必要はないです。
課題や目標のつくりかた、フィードバックのデザインなど、少しずつ導入していくのが面白いと思います。スモールステップで行けば、どこにだって行けるのです。
「学習のアーティスト」とゲーミフィケーション
僕は「学習のアーティストになりたい」と言っています。なります。
当然ながら、ゲーミフィケーションだって取り入れていきます。
しかしメインではありません。
ゲーミフィケーションは、どちらかというとコンテンツ(教材、学ばれる側)に組み込まれる仕組みです。何にだって導入できますが、導入されていない教材ではゲーミフィケーションの力を使えません。
学習のアーティストが焦点を当てているのは「人(学習者、学ぶ側)」です。学習者側に"学ぶ知識とスキル"を渡すことで、この世に存在しうるすべての学習に対処できます。
その意味では、「学習者が手軽にゲーミフィケーションを導入することができるスキル」みたいなものは考えるかもしれません。デジタル技術はアホみたいなスピードで進化しており、どんどん民主化されていっています。ゲーミファイ・スキルは一般的技能になるかもですね。
そんな感じで、今日はゲーミフィケーションのはなしでした。
既に知っている人も多かったかもですが、ちょっと自分のポジションを確認する意味でも書いてみました。
加えて「対象ではなく、自分の方を変える」という発想を共有したかったのもあります。
これがすべてではありませんが、とても大事なことです。
――ランタンnote毎日更新は30日間で終わる予定。
――あと10日……!
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「できないから、やりたい。持ってないから、欲しい。なっていないから、なりたいんだ」
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学習のアーティストを目指してます。学習ノウハウの体系化・学習体験のコンテンツ化を通して、学習者のレベルアップを手伝います。現状、お金よりも応援がほしい。