【知識を孤立させてない?】ネットワークをつくるイメージを持とう【ランタンnote】
(*ランタンnote毎日更新|21日目)
こんばんは、AKIです。
学習者のレベルアップを助けるサイト「LearnTern」の運営とかとかやってます。
一人暮らしが始まり自分で料理をするようになって一ヶ月半。あまり考えないでも冷蔵庫にあるもので何かしらの料理を作り出せるようになってきました。レシピ同士が有機的に結びついて、料理の基本みたいなのが観えてきた感じです(←注:コイツ、味音痴です)。
さて今回は「知識ネットワーク」について。
なかなか学習内容が定着しなかったり、自分で説明できるレベルにならない人は、ネットワークが構築できていないのかもしれません。
その知識、孤立してない?
僕らは学習を通して、知識をゲットします。
皆、そこまでは一緒です。
しかしゲットした知識の管理方法が異なります。
知識を上手く整理して、定期的にメンテナンスしている人は、その知識を上手く使うことができるでしょう。
逆にゲットした知識をテキトーに放置している人は、思い出せないし、活用できません。
ではどのように整理していけばいいのか。
パッと思いつくのはカテゴリー化や階層化かもです。
今回はそれ以前の基本、「ネットワーク」について書きます。
知識ネットワークの存在
知識はネットワーク状で存在していると考えられています。
知識AはBやCと繋がり、BはDやEと繋がっていくのです。
「理解する」の話を覚えているでしょうか?
"認知構造は、自分が知っていることで形成されたネットワークみたいなもの"
理解するとは"未知を既知で表現するプロセス"
既存知識と繋がっていない知識は、そもそも理解したとは言えないのです。
次に「記憶」の観点から。
そもそも知識がネットワーク状で存在していることを予測したのは記憶研究です。
ある知識が刺激(活性化)されたとき、その知識と繋がっている知識も順番に活性化されていきます。長く活性化されていない知識は衰え、高い頻度で活性化された知識はよりスムーズに使えるようになるのです。
まずは知識をネットワーク状に整理していくイメージを持ちましょう。
ネットワーク構築の基本「リンク」
じゃあ実際、知識をネットワーク状にしていくにはどうすればいいのか?
言ってしまえば、知識というのは本来ネットワーク状で保存されていくもの。それが上手く行かず、孤立した知識が生まれてしまうのは「リンク」を結ぶことに失敗しているからです。
「リンク」は知識間の関係性のことです。
"点"である知識同士を結びつける"線"の役割を果たします。
というわけで、知識が孤立していると思ったら以下の質問を投げかけましょう。
「すでに知っていることの中で、この知識に関係しているものは?」
「それはどのような関係?」
まずはここからです。
関係性の種類は限られているので、そこを覚えてしまえばラクですね。また機会があればまとめてみます。
"つくる"学習
学習のイメージは人それぞれ。
僕のイメージは"つくる"学習です。
ゲットした知識で新しいシステム(体系)をつくる、もしくは既存のシステム(体系)を強化する。
ただ情報を自分の中に取り込む(インプット)だけではなく、整理・加工・編集(エディット)して、発信・実践(アウトプット)できるようにする。
ここまでが学習です。
まずは基本のネットワーク構築から意識していきましょう。
=========
「できないから、やりたい。持ってないから、欲しい。なっていないから、なりたいんだ」
=========
学習のアーティストを目指してます。学習ノウハウの体系化・学習体験のコンテンツ化を通して、学習者のレベルアップを手伝います。現状、お金よりも応援がほしい。