記憶術とか言う前にやるべき一つのこと|40秒復習【ランタンnote】
(*ランタンnote毎日更新|12日目)
こんばんは、AKIです。
学習者のレベルアップを助けるサイト「LearnTern」の運営とかとかやってます。
読書するときはもれなく「5分」を意識するようになってきました。5分ごとの目標ページ数とかを決めると、カンタンに集中レベルを弄れますね。習慣化できてからが面白いです。
近況おわり。
さて昨日は「記憶術の基本」をお伝えしました。
記憶術の根底にある3原則です。使ってみました?
「記憶術は誰でもできる!」とか昨日言ってましたけど、今日はいったん忘れてください。
今日のテーマは「40秒復習」。
まずはここから。
直後の"40秒"で復習する
学習直後の"40秒"。
その40秒で学んだことを復習するだけで、記憶の定着率が上がる。
そんな研究結果があります。
たぶん最高クラスにコスパのいい学習法です。
そもそも記憶するためには復習が大事です。
「分散学習」という概念があります。
これは効率のいい復習のタイミングをまとめたものです。
「ちゃんと復習しろよ」と学校の先生がよく言っていました。
あれはしっかり正しいのです。
復習という学習プロセスで注意すべきなのは二つ。
「タイミング」と「やり方(思い出し方)」です。
今回紹介しているのは「学習直後」の「40秒」復習法。
1日目のnoteで「変わりたいのなら"5分"から変えよう」と話しました。
今回はたった"40秒"。
教材を閉じて机から離れる前、最後に"40秒"だけ使ってみては?
復習が難しい人は読んで
今回伝えたい人は「学習直後の"40秒"復習がコスパ高い」ということなので、十分な復習スキルを持っている人はここまでで大丈夫です。
「復習スキルってなんぞ?」という人は読み続けてください。
復習の基本は「検索練習」です。
これは、テキストなどの学習材料を見て復習(再認)するのではなく、何もない状態で頑張って思い出す(再生)する学習法ですね。
いくつかの復習方法を比べた結果、これが最高の成績をマークしました。
記憶の促進だけでなく、自分が本当に理解しているのかを確認することもできます。
復習に備えて、学習中にも積極的に構造を理解するようになるでしょう。
人間が一度に覚えていられるのは7±2(マジックナンバー)と言われています。構造化・階層化することで、この数字の中に収めていくのです。
「エレベーターピッチ」も復習の参考になります。
エレベーターピッチは起業家やコンサルの世界でよく出てくるヤツです。上司とエレベーターで一緒になったとき、彼が目的のフロアに着いて出ていくまでの30秒くらいで、事業概要やプロジェクト状況を説明します。
ちゃんと内容を理解し、伝達できるかのテストみたいなものです。
"40秒"復習でもエレベーターピッチをするつもり(誰かに説明するつもり)でやってみるといいかもしれません。
"40秒"復習は復習だけじゃない
たった40秒で学習を定着させる"40秒"復習。
それだけでもコスパいいですが、それだけじゃありません。
・理解の促進
・構造化の技術向上
・伝達スキルの洗練
たった"40秒"にメリットつまりすぎです。
何度も言うけど「やるか/やらないか」。
「できるか/できないか」の話なんてしていないのです。
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「できないから、やりたい。持ってないから、欲しい。なっていないから、なりたいんだ」
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