見出し画像

休職のこと⑨休職していることを話すかどうか

休職していることを「話さない」っていうと、なんだかネガティブな感じに聞こえますが、

私は休職に引け目を感じて話すに話せない…とかはなかったです。

話すとなんだかめんどくさいなぁと感じたり、特に連絡をとる機会がなかったりする場合は自分から話していません。


休職のことを人に話すと、本当に反応が様々で、話して良かったなぁと思うことが多かったです。

迷わずすぐに話した人

・頻繁に連絡を取る人

よく会う人たちには、休職どころか職場に行けなくなり始めてすぐに話しました。

  • 両親、義母

  • 休職→転職したばかりの友人

  • 育休中の友人

実母は「あんたもう少し頑張ってから無理っていいなさいよ。私のときは〜(ウンタラカンタラ)」って反応で、

実父は「…パワハラか?大丈夫か?俺の職場にも今復職訓練受けてる人がいるよ。休職や退職してお金が足りないときは援助するから言いなさい。」

義母は「まぁ子ども小さいから今は仕事はあってもなくてもいいじゃん?子育てが落ち着いて元気になったらまた働けばいいよ!それまでは夫がちゃんと働くから任せるといいよ!」

と、三者三様の反応でした。

実父は、the「仕事に全振り家庭放棄昭和親父」で、休職の反応も実母と同じ感じかなぁと思っていたので意外でした。
実際は、私の両親に私を援助できるようなお金はおそらくありません。笑 でもそう言ってくれる気持ちが嬉しかったです。

義母についてはもう、出会った時からこのような「常に前向き」な感じなのでありがたいです。


友人たちは真っ先に心身の心配をしてくれて
そして絶対にすぐ会おう!と誘ってくれました。

仕事を休んでいることを話した時の反応は人によって色々なんだなぁと、話してみてわかりました。

・育休復帰を応援してくれていた人

復帰前に働き方について相談に乗ってくれていた人には、近況の報告として自分からLINEをしました。

育休復帰を経験した人からは「分かるよ本当に大変だったね」と声をかけてもらいました。

また、これから育休復帰をする人からは「あきがフルで難しかったのを聞いて、時短で復帰する決意が固まりました。笑」と笑ってくれる人もいました。

その中でも仕事をしていない人からは、
「あき、今から時短とか取ったら?私今暇だから時短勤務の午後勤務※の人やろうか?どうせ教員やるなら、知ってる人の役に立ちたいから笑」と提案してもらえたり、本当にありがたかったです。

※私の自治体では、時短勤務をする職員がいない午後の時間を埋めるための職員を配置することができます。(ただ、午後勤務はあまり人気がなくて登録してくれる人が少ない現状…)


話していない人

・精神疾患や休職に対して攻撃的な人

オイオイそんな人いるの?!怖っ。
という感じですが、ごくごく一部います。

「いいな〜俺も『心がしんどいですぅ』って言って働かないでお金もらいたいわ〜笑」って話していた人、

「来年休職明けの先生と組むことになってまじ最悪すぎるよ〜」と話していた人、


その人たちが職場を異動してから連絡を取っていないので、会うことも話すこともないですが…

もちろん連絡を取る機会があったとしても自分から話すつもりはありません。


休職してる人をまるっと全て受容せよとは全く思いません
休職者の代わりに仕事の皺寄せが行っている人たちは本当に大変だと思うからです。(そちら側の経験もあるので余計に。)

でも、否定的な感情をわざわざ口に出して言ったり、苦しんでいる状態を「働かないでお金もらっていいね」みたいに捻じ曲げて捉えたり、

そういうことをする人と関わると私の心が傷つくと分かっているので、これからも関わりません。

・とても心配させてしまう人

休職のことを話すとほとんどの人が心配してくれますが、
心配しすぎてしまうが故に一切話をしていないのが、私の祖父母たちです。笑


祖父母たちはもうだいぶ高齢(80後半〜90歳)なのですが、その年代の人にはあまり精神疾患による休職は馴染みがないようで…

私の心身の心配をするというより、

「適応障害?えっ…なに?!」
「仕事休んで平気なの?!」
「せっかく先生になったのに…!!」

という感じで、不安になって質問攻めしてしまいそうな祖父母たちなので、要らぬ心配はかけないことにしました。笑 

ちなみに祖父母たちには小さい頃からたくさん遊んでもらいとても大好きです。

近年は、たまに会うひ孫(私の子)の存在を楽しみに心穏やかな日常を過ごしてるので、このまま休職のことは知らずにいてもらいます。笑


無事復帰できたあと

無事復帰できたあとも、休職→復職訓練→復職の経験は隠そうとは思いません。

しっかり休めば再び元気になれる、また働ける!

そんな姿を見ることで、安心する人もきっといるのではないかなと思っています。

いいなと思ったら応援しよう!