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CRハルマゲドン・タイム
あの子と話すのはとても緊張した。
彼女を夏祭りに誘ったのは、一緒に花火を観るためだ。
一番大きな花火が上がった瞬間、彼女に伝えよう。ずっと君が好きだったって。ジンクスなんて信じちゃいないけど、この夏休みが最後のチャンスだ。彼女が東京に引っ越す前に、必ずそれを伝えなきゃならない。
沙弥ちゃんは隣にいる。だから焦ってはいけない。僕らは2人前の焼きそばを持って屋台を抜ける。神社の境内にはそれなりに人が
SEE YOU SPACE COWBOY...
あそこの祠、戸を開けて、中を見たんか!
小さい頃、祠に近づいてはいけないと、よく怒られた。祠には呪いが封じ込められていて、近づくと変なことになってしまう。ある意味で、それは正しかった。
祠は合成麻薬の隠し場所になっていて、村の上がりはほぼ全て密売によるものだった。
でも問題ない。俺達はマトリ世代だから。
マトリ世代は全員が麻薬取締局に就職していた。だから、俺は村人を全員処刑した。
しかし、周
キリスト開始 仏陀開始
ええ塩梅に壮絶に、世界は始まったのである。それからしばらくして、俺が始まったのである。
俺は素晴らしかった。この俺様は俺様であるだけで、本当に強く、美しく、眩い光を放っていた。全ての自治体は、この俺様によって照らされ、影が出来てしまった。このような土地では作物は育たない。世界は飢饉に喘いでいた。
全て救いたい。そして、本当に美しく、本当に素晴らしく、本当に新しく、本当に美しく、本当に美しく、本
アベノマスクが届いた
その日、ぼくたちは遠足で自民党本部に遊びに来ていた。自民党本部1Fには、おみやげコーナーがあり、岸田総理の顔出しパネルなどが置いてあった。みんなが岸田総理から顔を出して写真を撮っていた。ぼくはそこで晋羅万象マスクを買った。晋羅万象マスクはぼくの学校で流行っていた。晋羅万象マスクは、自民党が運営する食玩会社、自民党カンパニーが売っている食玩のひとつだ。
2枚のガーゼを重ねて作られたマスク。このマス
ええ感じの、きわめてええ感じの世界にて
ある日、誰かが宇宙 開始 と言った。すると宇宙が開始された。誰かが宇宙 終了と言えば、見事、宇宙は終了するだろう。宇宙が開始されてこの方、宇宙終了という言葉を誰も発音しなかったのは、奇跡に近かった。
俺は宇宙ステーションの窓から外を眺めてた。一人でいるのは寂しかった。ふと、思いつき、パーティ 開始、と言った。するとパーティが始まって、ぞくぞくと人が集まってきた。
その中にはりりちゃんがいた。そう、
すぐ「使う」ので袋はいらないです❤
フリスコの外れにあるひなびたガンショップには、色とりどりの銃が並んでいて、俺はその中でもひときわデカいやつを手に取った。ジーザスクライスト!こいつはすげえ!ただのデザートイーグルじゃねえよな。
へっへっへ、お客さん、お目が高いねえ!そいつはフルカスタムさ。
俺は撃った。アクション・エクスプレスが愉快に飛び出し、銃の箱がガタガタといい、いくつか下に落ちた。
お客さん、こいつはちげえようだぜ。よく覚え
俺は大谷翔平、野球の王。俺はこの地で、あなたに贖罪したい。
世界の裏側には、真の野球が隠されていた。政治家達はそれを隠蔽していたが、一人の野球選手、すなわち俺の活躍によって、真実が明かされたのである。
俺はただ、野球が好きだった。ひたすらに野球に打ち込んだ。そうすることで、俺は、野球の王になった。
どうやったら大谷翔平さんのようになれますか?と、人は聞く。俺は答える。自ら王になりたがる者は、決して、王になることはできない。俺はただ野球が好きだった。野球
チンチンを勃起させて、NHKを受信したな?
その日、とてつもないポルノが俺の元に訪れた。それは今まで見たことがないような、本当に新しいポルノであったし、本当に素晴らしいポルノであったように思う。とにかくそのポルノは俺のタイムラインに突如出現し、みるみるうちにチンチンが勃起してしまったのである。その瞬間にチャイムがなった。
恐る恐るドアを開けると、NHKのおじさんが立っていた。
「取り立てに来たぜ、ガキ」とおじさんは言った。
「でも俺は、テレ
イケメンゴリラ シャバーニに幼馴染を寝取られた
俺たちは東山動植物園にデートに出かけた。誘った時は、ドキドキだった。彼女がこのおでかけをデートだと思っていたか、俺は知らない。
俺たちは、楽しんだと思う。ライオンに驚き、ペンギンに癒やされた。フードショップで少し遅めのランチを食べながら、彼女がどうしても見たいと言ったあの動物に会うまでは。
イケメンゴリラ シャバーニの檻に近づいた時、それが起きた。イケメンゴリラ シャバーニはビンビンと勃起していた
インセルの象 まとめ
ひと昔前、インセルの象ミームが俺の中だけで流行っていた。
象とは、人間と同じく高度な知能を持つ動物だ。そんな彼らが、SEXの強さだけが全ての野生の世界に身を置いている。人間のように他の方法で承認を満たすことは出来ない。モテる象はSEXが出来る勝ち組だ。
しかし、モテない象たちはどうなるか。
インセルの象の誕生である。
東京には美味しい店がない
新宿には美味しい店がない。新宿どころか、東京に来てから一度も美味しい店に入ったことがない。さっき入った店ではシャブ中男性から摘出した肝臓が提供されていたが、不味すぎて酒の肴にもならない。
歌舞伎町の別の店のメニューには、東南アジアから誘拐してきたガキの膵臓が載っていた。とりあえず食べてみたが、これもまた、味が濃すぎて何を食べているのかわからない。といっても、これに関しては仕方のないことかもしれない