連結、伝播、百回忌
常に新しい漫才のような形状をしたファム・ファタールが、毎夜、私の耳元で囁くのです、デウス。
するとデウス、ほな、ほうれん草食ってみい、と言い、採れたてのエリンギ、腹の上に乗せた。
俺はハハッと笑い、それを食い、夜空に向けて手を伸ばす。
夜空、輝き、虹が出る。
出会いは突然、真に美しい方が目の前に現れる。しかし、アプローチ叶わず、徒花となる。
俺、考えてみる。なんで、なんで。
真に美しい方は、真に美しい方々の一員ではあるが、その実、真に美しい方々とは一線を画し、根本的に違ってい