きんつば
こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。
あれ?
重大な事に気がつきました。
最近、【和菓子】を食べていないのです。
去年の後半からケーキ類ばかり食べていました。
イベント続きだったからでしょう。
和菓子を忘れていたわけではありません。
たまたまです。
カフェにはあちこち行きましたが、そのお店には和菓子が置いていなかった。
一応、おせち料理にはきんとんがあったので、これは和菓子に入ると思います。
でも、なんだかピンとこない。
やはり、ザ・和菓子を食べるしかないでしょう。
選んだのは、きんつばです。
漢字で書くと、金鍔。
固苦しさを感じてしまう。
ひらがなの方が好きですね。
正式名称は、きんつば焼きというらしい。
●つぶしたあんこに溶いた小麦粉を付けて、鉄板焼きにしたものです。
鉄板焼き。
その響きがナイス。
自宅で作ってみようかな。
●本来は丸い形をしており、それが刀の鍔に似ていることからきんつばになったとのこと。
私は、四角いものしか食べたことがありません。
お店によっては、丸い形をしているそうです。
それも食べたいなあ。
今回のきんつばは、金沢の有名な和菓子屋さんが出しているものです。
慶応三年創業 末広堂さん。
キャッチコピーは、
砂糖を使わない 糖類ゼロのおいしいきんつば
第25回全国菓子大博覧会で、栄誉大賞を受賞しています。
原材料
還元麦芽糖水飴(国内製造)
小豆 北海道産大納言
小麦粉
寒天 丹波産糸寒天
塩 能登の揚げ浜塩
こだわりと苦心の跡が見えますね。
お気に入りのお皿に載せて、いただきます。
金色の小さなフォークを横にして上から押すと、力強い感触が手に伝わってきました。
かなり堅い。
あんこがみっちり詰まっています。
1/4に切り分けて、口の中に入れました。
控えめな甘み。
しっかりとした歯ざわり。
舌を刺激するあんこの粒。
ゆっくりと口の中で溶けていきます。
濃いめの緑茶が似合う味でした。
ケーキの様な華やかさはありません。
その代わり、落ち着きのある時間を過ごせました。
ただお菓子を味わって、お茶をいただく。
それを楽しめるのは贅沢なこと。
ありがたいなあと思いました。