ぬか漬けを友人から頂きました
こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。
私は漬けものが大好き。
最初は酢漬けから始まりました。
そのあと、おしょうゆ漬け。
三五八漬け。
気が向いたら、塩漬け。
毎日、何らかの漬けものを作っているので、わが家の冷蔵庫は漬けものだらけ。野菜を切る作業時間が、長くなっています。
それ自体は、大して負担ではありません。
野菜の皮を剥き、切り揃えている時は、結構無心になれるのです。
気が付くと集中していて、いつの間にか時間が経っていたということが、何度もありました。
単純作業というのは、侮れないと思います。
それくらい、漬けもの大好き人間ですが、ぬか漬けには手を出していませんでした。
理由は、とても単純。
毎日かき混ぜるのが、面倒だからです。
毎日ご飯作りをしているし、野菜を切っているのだから、出来るでしょうと思われるかもしれません。
でも、
なぜか、
その気にならない。
面倒くさいというのは、きっと理屈ではないのでしょう。
という話を友人にしました。
すると、自家製のぬか漬けを届けてくれたのです。
「うわあ、嬉しい」
「漬けもの好きなら、ぬか漬けが食べたいでしょう?」
「うん、おいしいぬか漬けが食べたいの」
友人は、大根とにんじん、きゅうりを袋に入れてきてくれました。
きゃー、おいしそう。
「ありがとう。嬉しいなあ」
大喜びしている私を見て、友人はにっこり笑いました。
「食べたら、感想を聞かせてね」
「うん、ありがとう」
彼女の表情が、明るく温かくなっていきます。それを見ると、私の気持ちもほんわかしてきました。
お礼にお菓子を渡しました。
本当は、一緒にお茶でも飲みたかったけれど、お互いに用事があり時間が足りなかったので、次回にします。
「食べ頃は明日だから、冷蔵庫でよく冷やしておいてね」
夏の暑さの中で、爽やかな風が吹き抜けたようでした。
友人が帰ったあと、ぬか漬けを冷蔵庫の一番目立つところにしまいます。
明日が今から楽しみ。
どのお皿に盛り付けようかな。
どんな切り方にしようかな。
考えただけで、ワクワクします。
日常のちょっとした楽しみがあるのは、幸せですね。
それを運んでくれるのは、周りにいる人たち。
恵まれているなあ、と思います。
ありがとう。