久しぶりに、ダチョウを食べました
こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。
「鳥肉を食べた」。
そう聞くと、思い浮かべるのはニワトリのお肉だと思います。
スズメとか、ほろほろ鳥が真っ先に出てくる人は、あまりいないでしょう。
私も、鳥肉といえばチキンという図式になります。
ニワトリだけが鳥肉ではないけれど、普段の生活でそれ以外の鳥肉を食べる機会は多くありません。
スーパーで、見かけることがあまりないからでしょう。
私は普段、お肉よりもお魚がメインの料理を作っているので、尚更です。
そのせいか、地元にあるレストランで、メニューに「ダチョウ料理」の文字を見つけた途端、テンションが爆上がりしました。
「これ、これ、見て。食べよう、注文しよう」
大興奮しながら、写真を指さしました。
「へえ。珍しいね。食べてみよう」
驚きながらも冷静なパートナー。
私の頭の中は、広い草原を走り抜けるダチョウの映像で一杯になりました。
ダチョウを食べるのは、初めてではありません。
でも、いつどこで食べたのかを忘れてしまうくらい、前のことです。
気持ちは、初めての時と同じくらいワクワクで彩られました。
待っている間に、飲み物と前菜をいただきます。
私はお酒が飲めないので、温かいジャスミンティーを注文。ガラスのポットとカップで出てきました。お茶の色も楽しめるので嬉しかったです。
前菜は2種類。
冷たいアサリのペンネ。
ハーブが効いています。思ったよりアサリの数が多い。
揚げたての牡蠣フライ。
ジュワッと広がる海の味。
熱い牡蠣のエキスが喉を流れていきます。
かいわれ大根が添えられていたので、さわやかな苦みで口の中をサッパリさせました。
そして、運ばれてきました。
「ロッシーニ風ダチョウのステーキ」です。
やや色が薄いソース。
トリュフがかかっています。
形が崩れないように気を付けながら、慎重にナイフを入れました。
一番下が、マッシュポテト。
真ん中が、ダチョウのステーキ。
頂上には、フォワグラ。
初めて食べる組み合わせです。
柔らかなフォワグラと比べて、ダチョウのお肉はとてもしっかりしていました。歯ごたえがあります。
噛みしめて、じっくりと味わいました。
見た目は牛肉と変わりません。
お肉の繊維が、はっきりと感じられました。
ねっとりととろけるようなフォワグラとは、対照的です。
ソースをまぶしたマッシュポテトは、期待を裏切らない滑らかな食感。
私はじゃがいもが大好きなので、もっと量が多ければいいなあといつも思います。
久しぶりに食べたダチョウ料理。
おいしかったです。
もし、機会がありましたら試してみて下さい。