読者の権利 1
こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。
私は読書が大好きです。
いわゆる「本の虫」。
できれば、一日中、朝から晩まで本を読んでいたいくらいです。
私が読書をするようになったきっかけは、子どもの頃身体が弱かったからでした。
詳しくは、こちらの記事をどうぞ。
本は、色々な読み方ができます。
1ページ目から最後まで、順番に読まなければいけない、といルールはありません。
好きなときに、好きなように、好きなだけ読んでいい。
その自由さが、私にとっては一番の魅力なのです。
以前、『奔放な読書』という本を読んだことがあります。
(著者 ダニエル・ペナック 訳者 浜名優美、木村宣子、浜名エレーヌ 出版社 藤原書店)
そこには、読者の権利 10カ条が書いてありました。
1カ条 読まない
読むことができますし、読んでもいいけれど、読まないという権利がある。
読みたくなければ、読まなくていい。
学校で使う教科書や課題図書のように、読まなければならない場合もあるでしょう。もちろん、読んでみたらとても役に立った、面白かったという事もありますので、それ自体が良くないわけではありません。
ただ、義務になると、読みたくなくなってしまう時があります。
「レストランのシェフが主人公で、おいしい料理を作りながら、日常の謎を解決していく話なの」
「テーマは登山。〇〇山が舞台になっていて、手に汗を握るシーンが多かった」
「カッコよくてマッチョな男性が出てくる話。アクションシーンがワクワクした」
こんな風に紹介されたら、自分の興味のある分野であれば読もうかなという気持ちになりますね。
私は、読まないという権利があるということを意識しているので、人に本を薦めるときは押しつけにならないように、気を付けています。
2カ条 飛ばし読みする
学生の頃は、順番通りにちゃんと読まなければという、妙な気持ちに囚われていました。
飛ばして読んでしまったら、その間に何か重要なことが書いてあるのかもしれないという、強迫観念を持っていたのです。
もしそうだとしても、気にする必要はありません。
契約書や課題図書ならともかく、読まない部分があっても構わない。
飛ばし読みで、エッセンスだけ頭に入れる読書法もあるくらいですから、読まなかった部分がある、どうしよう?と心配しなくても大丈夫。
ページをめくる手に任せましょう。
そこにあなたの意志が宿っています。
読書好きなので、ついチカラが入ってしまいました。
続きは次回になります。