『木こりのパスタ』
“木こりのパスタ”。
そんなタイトルにしましたが、そう呼ばれるパスタがあります。
『ボスカイオーラ』。
ボスカイオーラは、きのこが主役。
あと、材料としては、ツナを使うというのも、その由来と関係しているようです。
トマトソースに、きのこ類とツナを使う。
それが“木こりのパスタ”。『ボスカイオーラ』。
調べてみると、ベーコンやパンツェッタを使ってもよいそうな。
今回は、ベーコンとしめじと椎茸を使いました。
さて、僕のフェイバリットでもあるアーチスト、
ニック・ロウ。そのヒット・チューンを選びました。
https://youtu.be/b0l3QWUXVho?si=14DBVa1TYAQf97Ay
いつも、君はつれない。
だから、僕はノックダウンする。来る時も、来る時も立ち上がる。
僕がほしいものは、ただ君の
“Very good sign”なのに…。
ニックロウが歌うところの主人公の恋人は言う。敢えて“つれなく”しているんだとか。
『恋人するふたり』という邦題のわりには、微妙な内容。
一体、どういう意味なんだろう?
何が歌われているのか、英語が得意な知人に尋ねた経験がある。
聞いても尚、そのふたりの複雑さは、知る由もない。
けれど、“Very good sign”のために、奮闘しているひとりの主人公の気持ちはわからなくもない。
“良いサイン”、良い兆しは、誰もがほしいに決まっている。
もちろん、僕もそのひとり。
✤
今日はきのこのパスタ、ボスカイオーラ。
✤
半ば強引に、パスタとこの一曲を結びつけて、締めくくらなければ…。
主人公は、今夜もまた、こう呟くのかも知れない。
『ボツかい? おいーら』(๏ ̮ ๏)