問題解決できる部下を育て、未来を想像させることが上司の仕事
本日紹介する本は伊藤守さんの「3分間コーチ」です!
「部下の育成で悩んでいる」
「部下とのコミュニケーションがうまくいかない」
「部下との接し方がわからない」
そんなお悩みをお持ちの方におすすめの本になっています。
3分間コーチというタイトル通り、コーチングに関する本です。
そして、「3分間」部下のために時間を取る。
それだけで部下との関係がうまくいきます。
そんな内容が書かれている本です!
私も1年前に初めて部下を持ち、ようやく1年が経ちました。
その間、コミュニケーションや育て方に悩んできました。
当時の自分が読んでいたらその悩みもなかったかも!
そんなことを感じました(^^)
今回は上司が部下に対してやらなければならないことを2つ紹介します!
問題解決できる部下を育てる
部下を持つ上司がやらなければいけないこと1つ目は、自ら問題解決できる部下を育てることです。
言われたことをやるだけの人間を育てるだけなら誰にでもできます。
問題解決ができる部下が育つことで、一緒に大きなプロジェクトを達成できたり、大きな問題を解決することができるようになるのです。
では、問題解決する部下を育てるようにするためには、どうすれば良いのでしょうか?
それは、自分で考えさせることです。
部下が何か悩みを抱えているときは、答えを教えるのではなく、頭を整理させなければなりません。
部下が相談してくるときは考えをまとめたいときです。
そのときは相手の話を全部聞いてあげるのです。
たとえ脈略がなくても、言葉が足りなくても、なんでもいいので自由に話をさせてあげましょう。
そして、聞いている途中は批判したり評価したりしないようにしましょう。
上司に求められていることは「聞くこと」です。
そうすることで部下はおのずと答えを見るけることができるようになります。
未来の姿をイメージさせる
部下を持つ上司がやらなければいけないこと2つ目は、未来の姿をイメージさせることです。
「1年後、2年後の部下がどうなっているのか?」
「5年後の部下が今の自分自身を見るとどう思うか?」
など、未来の自分の姿をイメージさせるのです。
私たちが行動を起こすときは、未来がイメージできていることが多いです。
つまり、行動とイメージは基本的にリンクしています。
そのため、部下に対し日頃から未来をイメージさせる問いかけをしてあげると良いです。
部下のために3分時間を取る
さて、ここまで書くと、
「内容を実践する時間なんてない」
と思われる方がいるかもしれません。
その気持ちはすごくわかります。
私も時間なんて取れないと思っていました。
時間に関しては、本書のタイトルの通り3分取れば良いのです。
時間がないと考えている人は、じっくり話さなければならないと思っていないでしょうか?
おそらく多くの上司は部下と真剣に話をするときは、年に1回か2回の評価期間などではないでしょうか。
そのため、「話をするときはじっくり話をしなければならない」と思い込んでいるのです。
じっくり時間を取ることももちろん大切ですが、普段から3分取れていれば、じっくり話す時間なんて必要ないはずなのです。
まずは毎日3分で良いので部下と話をする時間を作りましょう。
まとめ
本日は「3分間コーチ」について紹介しました。
私は部下に考えさせることは大切にしてきましたが、未来を見せることはあまりしていませんでした。
面と向かってそんな話をすると恥ずかしいんですよね(^^;
意識高いもの同士であれば、恥ずかしげもなく未来の話はできるのに(笑)
まあ、未来の話は追々するとして、まずは毎日3分部下と話をする時間を取流ようにします!
部下を始めて持った上司の方におすすめの本になっているので、ぜひ読んでみてください(^^)