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3つのノートを使い分けて脳を鍛えよう!
本日紹介する本は柏野尊徳さんの「地頭が劇的に良くなるスタンフォード式超ノート術」です!
「ノートをとることが苦手。。。もっと頭が良くなるノートのとり方が知りたい!」
そんな悩みをお持ちの方におすすめの本です!
私たち日本人は学校でノートの取り方を教えられてきませんでした。
そのため、多くの人は先生がまとめて黒板に書いた内容をそのまま写す方法でノートをとっていると思います。
ですが、このノートのとり方は何かを記憶したり、理解する上では効果が低いのです。
これは本書の著者が勝手に言ってるわけではなく、実際にそのような研究結果が出ているのです。
スタンフォード大学のノートのとり方は異なります。
日本のようにインプットにこだわったとり方ではなく、アウトプットに力を入れているのです。
その秘密は3つのノートにあります!
1. アイデア・ノート
2. ロジカル・ノート
3. プレゼン・ノート
これらのノートをとることで、「発想力」「論理的思考力」「共感力」の3つが身につくようになります。
本日は3つのノートの使い方を紹介させていただきます!
アイデア・ノートの書き方
アイデアノートは思いつきのアイデアを膨らませていくときに使います。
このノートをとることで発想力を高めることができます。
書き方はすごく簡単で、最初にテーマを決めて、そのテーマに関して思いつくことをただひたすらに書いていくだけです。
もし、途中でテーマに関係ないことがよぎったら、その言葉も書き出していきます。
4〜5分でも良いのでただひたすた書き出していくのです。
また、日本式ノートではキレイにとるかもしれませんが、このノートはキレイに書く必要はなく、ただひたすら書きなぐっていきます。
アイデアノートで大切なことは「質」よりも「量」です。
なので、ただひたすら書き出していくことが大切なのです。
まとめる作業はこの後のノートで行うので、良い悪いの判断もせず、どんどん書き出してください!
ロジカル・ノートの書き方
ロジカルノートではアイデアノートで出したアイデアをまとめるときや、講義や会議の結果をメモする場合に使われます。
このノートをとることで論理的思考力を高めることができます。
ロジカルノートの基本は2×2のマトリクスを使うことです。
まず、白紙に十字の線を引き、手元に集まったアイデアを左右2つに分けます。
例えば、「得意なこと」と「苦手なこと」のような感じです。
さらにそこから上下2つにも分けていきます。
例えば、「仕事」と「プライベート」のような感じです。
その4つの区分が決まったらあとはアイデアや考えを振り分けていくだけです。
そうすることで、思考が整理されるようになります。
また、振り分けることで情報が少ないエリアが出てきます。
なぜそのエリアには情報がないのかを考えてみると、新しい気づきが得られるのです。
プレゼン・ノートの書き方
プレゼンノートでは自分のアイデアを周囲の人に効果的に伝えたい場合に使われます。
このノートをとることで共感力を高めることができます。
ここでは、これまでのアイデアを他人視点に立ってまとめていきます。
この時に次の4つの要素について整理します。
1. 普段の様子
プレゼンする相手の普段の様子をイメージして書いていきます。
相手が普段「どんな生活をして、どんなことを発言して、どんな行動を取っているのか?」を考えて書いていきましょう。
直接プレゼン相手に聞いてみるのもありかもしれません。
2. 課題や矛盾
相手が現在どのような課題を抱えているのかを考えます。
プレゼンするときには「相手が何に困っているのか」を明確にするのはとても大切です。
課題や悩みを掘り下げて説明することで説得力の高い話にしていきましょう。
3. 新しい提案
先程あげた課題をどうすれば解決できるのかを考えます。
自分が言いたいことだけを書くのではなく、相手が聞きたいことも意識して書いていきます。
具体的な提案をすることで、相手にとってどのように良い影響があるのかを提案しましょう。
4. 日常の変化
提案を行ったことで、相手にどのような変化が起きるのかを考えます。
提案だけで終わるプレゼンもありますが、相手が本当に興味があるのはこの部分です。
どんな素晴らしい日常が手に入るのかを提案しましょう。
まずは練習で自分や自分の周りの人のことを書いていくことがおすすめです。
相手にささる素敵な提案をしていきましょう!
まとめ
本日は「地頭が劇的に良くなるスタンフォード式超ノート術」について紹介しました!
私はいつもアイデアノートに近いことをしているので、とても共感できる内容でした。
論理的思考が苦手なので、ロジカルノートまで書くことは少ないですが。。。笑
論理的思考力を鍛えるためにも、これからはロジカルノートをとってみようと思います!
今回はノートのまとめかたについて紹介しましたが、他にもチームで議論を行うときのノートのまとめ方や、頭の回転を早める方法も紹介されています。
自分のノートのとり方にしっくりこない人は、ぜひ一度本書を読んでみてください!