失敗を経験させることで子供の問題解決能力が育つ!
本日紹介する本は「子どもの経済力を決める父親からの問いかけ」です!
「初めての子育てに悩んでいる」
「過保護になり過ぎてしまう」
「子供に問題解決力を身につけさせたい」
そんなお悩みをお持ちの方におすすめの本になっています。
私がよく見ている学識サロンのまぁ〜さんが紹介していました。
私には子供はいませんが、1歳の子供がいる友達にちょうどいいと思い、その友達にプレゼントするために購入しました(°▽°)
本書では子供が「やり抜く力」や「問題解決力」「挑戦意欲」などの8つの力を育むための方法が書かれています。
今回はその中から「問題解決力」について解説します!
子供の問題解決力は下がっている
そもそも、問題解決力以前に問題を見つける能力が弱くなってきていると作者は書かれています。
問題を見つける能力がなければ、問題解決をすることはできないですよね。
なぜそんなことになるのでしょうか?
問題は2つあります。
1つ目は子供の「なぜ?」に相手をしない親が増えてしまったことです。
子供は不思議なことを見つける天才です。
「ヘビの尻尾はどこからなの?」「シマウマはなぜシマシマなの?」などと、どんどん疑問をぶつけてきます。
しかし、家事や仕事で忙しい毎日に追われている親にとっては、大した問題ではありません。
「そんなことどうでもいいよ」
なんて冷たくしてしまう親もいるのではないでしょうか?
そうなると、子供が疑問を持たなくなってしまうのです。
2つ目は過保護な親が増えてしまったことです。
こちらは逆に子供の疑問に対しすぐ答えを教えてしまいます。
子供に問題が起きないように先回りして解決してしまうのです。
そうなると、子供の問題解決能力は全く育たなくなってしまいます。
では、親はどうやって子供に接すれば良いのでしょうか?
子供に失敗させてあげる
問題解決能力を身につけさせるためには、経験を積ませるのが一番近道です。
つまり子供に失敗の経験を積ませるのです。
そのためには「間違えることで学べることがある」ということを子供に教えてあげる必要があります。
間違えることに対し、笑ったり、しかったりすると、間違えることは恥ずかしいことだと思うようになり、問題解決に挑戦しなくなります。
そうならないために、失敗はしてもいいものと思える環境を作ることが親の役目です。
そうすることで、子供は失敗から多くのことを学ぶことができ、問題解決力も身につくようになります。
結果が出ることには時間がかかる
子育てで心配になることは、「子供の成長が遅い」と思ってしまうことではないでしょうか?
子供が成長して他の子供との付き合いが出てくると、どうしても他の子供と比べてしまう場面が出てくるでしょう。
その時に焦って子供のやることに口を挟まないようにしましょう。
問題解決力が身につくのには時間がかかります。
焦ってしまって口を出してしまうと、それこそ問題解決力を身につける妨げになります。
そうならないように、気長に見守ってあげましょう!
まとめ
本日は「子どもの経済力を決める父親からの問いかけ」をについて紹介しました。
私には子供がいないので、気持ちがわからない箇所も多少はありましたが、子育てをするお父さんには非常に参考になりそうな本でした。
どの章にも書かれていることですが、母親と父親の役目は違います。
父親は父親の役目をしっかりこなすようにすれば良いと私は思います。
現代社会には必要なスキルばかり紹介されているので、ぜひ参考にしてみてください(^^)