目標を1つ設定して集中力を削ぐものを遠ざけよう!
本日紹介する本はジェイク・ナップさん、ジョン・ゼラツキーさん共著の「時間術大全」です!
「時間がない」
「集中力が続かない」
「やりたいことができない」
そんなお悩みをお持ちの方におすすめの本になっています。
中田敦彦のYouTube大学でも紹介されたことでも有名な本ですね(^^)
本書には言われてみたらそうだなという、割と当たり前のことが多く書かれています。
しかし、それが実践できている人はおそらく少ないでしょう。
そんな実践が苦手な方が、どうすれば実践できるのかが書かれています。
本書で紹介している時間を作る方法に必要なのはたった4ステップ!
①ハイライト
②レーザー
③チャージ
④チューニング
今回はこの4ステップについて紹介していきます!
①ハイライト
ハイライトはその日の最重要課題のことです。
ここでは1日中やらなければならない課題ではなく、ちょうど良い目標を置くようにします。
長期目標のように長すぎるものでもなく、タスクのように短すぎるものでもない、ちょうど良い長さのものを設定しましょう。
時間にすると60〜90分を基準にすると良いそうです。
それでは、ハイライトはどうやって選べば良いのでしょうか?
本書では次の3つの基準が紹介されています。
1.緊急性
今日中に絶対に終わらなければならないこと。
例:見積もりを作成して顧客に送付する
2.満足感
1日の終わりに最大の満足感が得られること。
例:次の家族旅行の行き先をリサーチする。
3.喜び
1日の終わりに一番喜びを感じられること。
例:同僚と楽しいランチをする。
ハイライトは直感で選ぶことが一番重要なので、「これだ!」と思えるものを選択してみてください。
②レーザー
ハイライトを決めたらそれをやり抜くための集中力が必要です。
しかし、今は世の中が便利になり、誘惑物が多すぎてなかなか集中できないということもあるでしょう。
その最たるものが「スマホ」です。
スマホを開くと、メール、Twitter、Facebook、ニュースなど、気を散らすものが多すぎて、集中力が続かないという人も多いでしょう。
これは意思だけでどうにかなるものではありません。
さすがに「スマホを捨てましょう!」とは言えませんが、スマホに注意を持っていかれないような仕組みづくりをする必要があります。
本書では「誘惑してくるアプリを削除する」「通知を切る」などの方法が紹介されています。
スマホに気を取られてしまう人は、ぜひ試してみてください。
③チャージ
あなたは集中したくても全然できないということはありませんか?
例えば、
「夜遅くまで起きてしまって、次の日に眠すぎて何も手に付かない」
「お酒を飲み過ぎて、次の日に頭が痛くて集中できない」
などです。
こうなってしまうと、ハイライトに手をつけることすら難しくなるでしょう。
そうならないように、常に最高の状態でいることが大切になります。
本書ではその方法として次の6つを紹介しています。
1.動き続ける
動くことで集中力がアップします。
2.「リアルフード」を食べる
肉、野菜、魚など加工されていない食品を食べましょう。
3.「カフェイン」をうまく使う
カフェインを取ることで、集中力を取り戻すことができます。
4.喧騒を離れる
騒音や気を散らすものがない場所に行きましょう。
5.親密な時間をすごす
仲間と顔を合わせることで、疲れが取れます。
6.洞窟で寝る
集中するには睡眠が必要不可欠です。
いつも疲れているという方は、生活を見直すようにしてください。
④チューニング
4つの中で一番大切なのがチューニングです。
要は1日の振り返りです。
本書では①②③のテクニックが豊富に紹介されています。
その中で自分に合うもの合わないものが必ずあります。
それを見極めるためには振り返りがピッタリです。
本書では振り返り用のメモが付いているので、それを利用して1日を振り返ることができるようになっています。
そして、自分に合うテクニックを見つけて、いつでも集中できる状態に持っていくことができるのです。
まとめ
本日は「時間術大全」について紹介しました。
私も今は自分に合うやり方で集中力を高める方法を模索中です(^^)
私が実際にやってみて良かったのは、③チャージの「ダークチョコレートを取る」でした。
チョコレートは集中力を高めるという話は聞いたことがありましたが、試したことはありませんでした。
実際に試してみるとビックリするくらい集中力が回復しました(笑)
多分今までは食べるタイミングを間違えていたんでしょうね(^^;
このように、実際にやってみないとわからないこともありますので、時間を有効に使いたいと考えている方は、ぜひ本書の内容を試してみてください。