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腸内細菌と上手に付き合って健康になろう!
本日紹介する本は鈴木祐さんの「最高の体調」です!
「腸の仕組みを簡単に知りたい」
「腸に良い食べ物を知りたい」
「腸に良いおすすめのサプリを知りたい」
そんなお悩みをお持ちの方におすすめの本になっています。
本書は現代の体に関する悩みを一冊にぎゅっと詰め込んだ内容になっています。
内容としては非常にわかりやすく、実際にどう行動すれば良いかがわかる「実践ガイド」もついています。
そのため、実践ガイドを見るだけでも充分勉強になる内容になっています。
出だしで気づいた方もいるかもしれませんが、
今回はその中から「腸」に関する話を紹介させていただきます!
現代人の腸は疲れ切っている
私たちの暮らしはここ100年でかなり便利に進化してきました。
しかし、人々の暮らしが進化する中で、私たちの腸内環境では問題が起きています。
その問題とは「リーキーガット」という症状です。
リーキーガットとは、腸の細胞に穴が空いてしまい、本来腸で排除しなければならない有害物質が体内に入り込むことを言います。
私たちの腸は栄養の吸収を行う器官ですが、同時に細菌やバクテリアから攻撃されやすい器官でもあります。
本来は善玉菌が腸壁にバリアを貼ることで、有害物質が体内に侵入することを防いでくれます。
しかし、リーキーガット状態になると腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れてしまいバリアが弱くなるのです。
リーキーガット状態になってしまうと、慢性的な疲労に悩まされることになります。
2016年に行われた研究では、慢性的な疲労に悩む患者の腸内細菌の種類が健康な人よりも少なく、リーキーガットの割合も多かったそうです。
そして、この原因こそ「人々の暮らしが進化した」ことにあるのです。
便利な生活が良い細菌を殺す
人々の暮らしが進化したことによる問題は2つあります。
1つ目は抗生物質です。
抗生物質を摂取すると腸内細菌が大量に死にます。
2008年に行われた実験では1回の使用で3分の1の腸内細菌が死んだそうです。
しかし、現在は抗生物質の問題が取り上げられることが多くなったので、抗生物質自体少なくなってきているようです。
そして2つ目が抗菌グッズです。
ここ数年はコロナウイルスの影響もあり、多くの人が使っているのではないでしょうか?
本書で問題視されているものが薬用ソープです。
薬用ソープに使われる抗菌成分が有益なバクテリアも一緒に殺してしまうと言われています。
そのため、本書では昔ながらの石鹸を使用することをおすすめしています。
腸内細菌を迎え入れる
良い細菌と仲良くなるために身の回りの環境を整えたら、いよいよ体内に細菌を迎え入れます。
この時のお手軽な方法が「発酵食品」を食べることです。
日本は発酵大国と言われるくらい発酵食品が多いですが、海外初の食品にも良い発酵食品がたくさんあります。
本書でもいくつか紹介されているので、それらを紹介させていただきます!
・ヨーグルト
・チーズ
・キムチ
・ぬか漬け
・納豆
・味噌
などです。
それぞれ含まれている細菌が違うので、複数の食品を食べることが大事です。
私は納豆好きなので納豆ばっかり食べていました(^^;
「これで自分も健康や!」
と思っていた自分をビンタしたいです(笑)
そして、細菌を迎えたら、善玉菌のエサである食物繊維を取りましょう。
食物繊維は1日に20〜27gを取らなければならないと定められていますが、今の日本人は13〜17g程度しか取れていないそうです。
食物繊維を摂取するのに良い食品は次のようなものです。
・ゴボウ
・寒天
・海藻
・キノコ類
・オクラ
・リンゴ
などです。
まずは、20gを目指して摂取していきましょう!
まとめ
本日は「最高の体調」について紹介しました。
腸の話だけ取り上げましたが、腸の話もだいぶ省略している部分が多いです。
他にも空気清浄機やサプリの選び方なども紹介されています。
冒頭でもお伝えした通り実践ガイドもついているので、かなりわかりやすくなっています(^^)
私は最近食事にも気を使っているので、食物繊維は20g以上がキープ出来ていて安心しました(°▽°)
栄養の偏りを調べるためには「あすけん」というアプリがおすすめです。
私も使っていますが、オリジナルのレシピも登録できるのでかなり細かく記録できます。
それでは、体調に気を付けたいと思っている方はぜひ読んでみてください!