マインドを鍛えることで行動できるようになる
本日紹介する本は伊藤羊一さんの「0秒で動け」です!
「行動しなければならないことはわかっているけど行動できない」
そんな悩みをお持ちの方におすすめの本です!
本書は「1分で話せ」で有名な伊藤羊一さんが書かれた一冊です。
私は時間管理を教えていることもあり、何度も「人生の時間は有限だ」と伝えてきました。
おそらく誰もが、私に言われるでもなく頭ではわかっていると思います。
それにも関わらず行動できない人が多いのです。
本書では動くためには「マインド」「スキル」「アクション」の3つが必要だと紹介されています。
これらを鍛えることで、行動できない人でも少しずつ行動できるようになります。
今回はその中で私が最も大切だと感じているマインドをメインに解説させていただきます!
マインドは行動の土台になる
なぜマインドが大切なのかというと、全ての行動の土台になるものだからです。
マインドとは「こうしたい」という思いや、「志」や「情熱」などのことを言います。
要は自分軸のことです。
他人の意見に流されやすい人や、自分で考えて行動できない人は自分軸がブレている可能性が非常に高いです。
自分軸がしっかりしていれば、自分の譲れないポイントや、曲げられないものが見つかるようになります。
それは、自分の考えを持てるということでもあります。
自分の考えを持てると、自信がつき、自信がつけばばスキルを磨いて行動できるようになります。
では、自分軸を知るためにはどうすればいいのでしょうか?
自分の価値観を明確にする
自分軸は自分の価値観から滲み出てきます。
例えば、私には「どんなものでも楽しみたい」という価値観があります。
なので、楽しくないと感じるお願いをされた時は露骨に嫌な顔をします 笑
また、何かを決めるときには必ず「楽しいかどうか」で選ぶようにしています。
このように、価値観があると行動にブレがなくなります。
では、その価値観を知るためにはどうすればいいのでしょうか?
これは自己分析するしかありません!
本書では価値観を見つけるための2ステップが紹介されています。
①自分の過去を振り返る
まず初めにライフラインチャートを書きます。
ライフラインチャートとは生まれてから現在に至るまで、自分のモチベーションが上がっていた時のこと、下がっていた時のことを曲線で書いていくものです。
その曲線を見ると、自分が良いと感じるもの、悪いと感じるもの、その時の気分や行動などが見えてきます。
ライフラインチャートは検索するとすぐに出てくるので、それらを参考にしてみてください。
②現在の価値観を知る
ライフラインチャートで書き出した経験から、自分が大事にしているものを明確にします。それこそが価値観になります。
ここでは深く考えることがとても大切になります。
1人でなくメンターや友人と行うことで、自分の価値観をさらに深めることができます。
自分軸がわかれば行動あるのみ!
軸が明確になればあとは行動するだけです。
行動する中で少しずつ自信がついていき、マインドが強固になり、さらに行動できるといった好循環に入れます。
ただ行動を始めたばかりの頃は気をつけなければならないこともあります。
それは、反省しないことです。
行動することで多くの人からフィードバックを受けると思います。
ですが、この時点ではフィードバックは全てスルーしておきます。
フィードバックを受けて改善することは大事なのでは?
と思われるかもしれません。
それはその通りです。
ですが、最初の一歩を踏み出した後は、二歩目三歩目につなげることが目的となります。
最初の一歩はうまくいかないことが多いです。
そこで、反省したりフィードバックを受け入れてしまうと、行動が止まる可能性があります。
そうなってしまうと勿体無いので、最初はフィードバックを受けないようにするのです。
フィードバックを受けるのは二歩目、三歩目を踏み出せるようになってからにしましょう。
まとめ
本日は「0秒で動け」について紹介しました!
私は最後のフィードバックの話にとても共感できました。
私も昔は自信がなく、他人に流されてばかりでした。
ですが、私の発言全てを受け入れてくれる仲間に出会ったことで、自信を持てるようになりました。
フィードバックはとても大切です。
相手もあなたことを思って言ってくれているのは間違いありません。
ですが、自分軸がブレていると、それにより自信を失ってしまう可能性があります。
なので、最初は否定やネガティブなワードを受け入れないようにしなければなりません。
今回はマインドについて紹介させていただきましたが、紹介したのはほんの一部です。
また、「スキル」「アクション」については全然触れていません。
本書から学べることはまだまだありますので、興味を持っていただいた方はぜひ読んでみてください!
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