![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56519846/rectangle_large_type_2_6ed9f9d174f8b79dce09d314862adc04.jpg?width=1200)
ミネラル豊富な塩を取って健康になろう!
本日紹介する本は白澤卓二さんの「すごい塩」です❗️
「健康になりたい❗️」
「ミネラルを取りたい❗️」
「塩なんてなんでもいいんじゃないの❓」
そんなことを考えている方におすすめの本になっています✨
私たちが食事をするときに必ず必要になるものが「塩」ですね🧂
最近は「減塩」と言われ悪役になっている塩ですが、実はミネラル豊富で最高最強の調味料なんです😆
「じゃあ今すぐスーパーに行ってきて大量に購入してくる❗️」
と思ったそこのあなた❗️
少し待ってください。
塩には選び方があります。
しかし、それは多くの人が知りません。
本書には塩がなぜ悪役になっているのか❓
そして、本当にいい塩とは何か❓
そんな話が書かれています😀
健康に興味のある方は、ぜひ続きを読んでいってください✨
日本の塩の歴史
塩はすごい調味料なのに、なぜ「減塩」と言われているのでしょう?
それを知るには、日本の塩の歴史を知らなければなりません。
日本では昔、塩は海水を干潟で干したり、塩田を作って天日干しをすることで塩を作っていました。
そうすることで、海水に含まれるミネラル成分(ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、カリウムなど)を摂取することができていたのです。
しかし、1971年にそれが変わりました。
「塩業近代化臨時措置法」が成立し、塩を作るための施設が全て閉鎖されることになりました。
なぜこんな法律が作られたのでしょう?
日本では当時、工業化が進んでいました。
石鹸、ガラス、塩化ビニールなどの工業製品を作るためには、たくさんの塩が必要です。
しかし、当時の日本の製法では大量の塩は作れません。
そこで思いついたのが、塩作りの大きな土地に工場を建てて、そこで大量の安い塩を作る方法です。
そうして出来上がった塩が、現在私たちがよく目にする食卓塩なのです。
食卓塩は塩じゃない!?
工場で大量に作られている塩は、工業製品を作る目的で作られたものです。
つまり、もともとは食べるために作られたものではないのです。
工場で作られた塩は「精製塩」といい、ほとんどが塩化ナトリウムで構成されている化学薬品に近い物質です。
本来、塩はミネラルが豊富なものですが、塩化ナトリウムだけで作られた塩を取ってしまうと、栄養のバランスが崩れてしまいます。
「他の食品からミネラルを取ればいいのでは?」
と思われる方もいるかもしれませんが、豊富なミネラルを他の食材から取ることは非常に難しいのです。
そして、問題はもうひとつあります。
自然塩の場合、多く取りすぎると、にがりやマグネシウムなどに対し苦味を感じるようになり、それ以上は求めなくなります。
しかし、精製塩の場合、それらの成分がないため、大量に摂取しても気付かないのです。
その結果、大量の塩を摂取してしまい、高血圧に繋がるのです。
これが現在「減塩」と言われる原因となります。
自然塩を食べよう!
ここまで食卓塩の危険さを伝えてきました。
そのため、私たちは精製塩ではなく、ミネラル豊富な自然塩をとらなければなりません。
「日本で塩は作れなくなったんだよね?」
と思われるかもしれません。
実は2002年に塩の販売が自由化され、多くの種類の塩を楽しめるようになりました。
その数はなんと1000種類以上あるそうです。
そんな種類の塩があったら、今度は何を選べばいいかわからなくなりますね 笑
ですが、塩の選び方もちゃんと書かれています。
選ぶときはパッケージを見ることで判断しましょう。
「天日法」「平釜法」と書かれているものが自然塩になります。
天日法とは、塩田で海水を濃縮して最後まで天日で蒸発させて結晶化させたものです。
そして、平釜法とは、海水を平釜で加熱して蒸発させて、塩分を結晶化させたものです。
本書では、筆者が2種類の塩をおすすめしてしています。
選ぶの面倒な方はこちらを購入ください ^ ^
わじまの海塩
ひんぎゃの塩
まとめ
本日は「すごい塩」について紹介しました❗️
私も最近は自然塩を使っていますが、高いのがネックです。
その価格は、精製塩が100gで100円程度に対して、自然塩は100gで500円です。
なんと5倍も差があるんですね😅
とはいえ、作るのがとても大変なので、高級なのは仕方ありませんね。
なので、日本人はミネラルが不足しがちなので、塩からしっかりとミネラル分をとるようにしたいですね😆
本書には塩だけでなく小麦や米についても書かれています。
健康に気を使っている方は、ぜひ本書を読んでみてください✨