1冊の本を集中して読み、ゼロ秒思考でアウトプットする
本日紹介する本は赤羽雄二さんの「アクションリーディング」です!
「本を読んだ後、どうやって行動すれば良いのかがわからない」
そんな悩みをお持ちの方におすすめの本です!
あなたも「本を読むことはいいことだ」と聞いたことがあるでしょう。
本を読むことはもちろんいいことです。
ですが、本は読むだけでは意味がありません。
読んだ後に行動することが重要なのです。
多くの人は受け身の読書になっています。
「良いものだから多く読んだ方が良い」
「ベストセラーだからとりあえす読んでおこう」
そんなことを考えてダラダラ読んでしまいがちです。
これを「攻めの読書」に変える必要があるのです。
できる人はなんとなく本を読むのではなく、読むべき理由を持って読んでいます。
だから、早く読めて多くのことを吸収できるのです。
本書では受け身の読書から攻めの読書に変える方法が書かれています。
今回はその中から読書前、読書中、読書後にやると良いことを紹介させていただきます。
読書前にやると良いこと
読書前にやると良いことは「目的を持つこと」です。
読書系の本でこれが書かれていない本はないと言っても良いでしょう。
目的を持っていないと、内容が全くと入ってきません。
読む前に「この本で何を得たいのか」「なぜこの本を手に取ったのか」などを明確にしておく必要があります。
目的を持つことで、面白いほど内容が頭に入ってきます。
「目的が大切なことはわかるけど、そんな目的見つからないよ」
と思われる方もいるかもしれません。
もしもそうなのであれば、その本は読まない方が良いです。
おそらくその本はあなたにとって面白くないでしょうし、読んでも頭に入ってこないからです。
そうなってしまうと時間がもったいないです。
日頃から「自分はどうなりたいのか」を意識しておけば、理想の自分になるために必要なものが見えてきます。
読書中にやると良いこと
読書中にやると良いことは「早く読むこと」です。
本を読んでいるとわからない部分が出てくることが多いです。
そんなときに、多くの人は読み返しをすると思います。
読み返しをしてしまうと、読み切るのに時間がかかってしまいます。
著者の赤羽さん曰く「本は出版社の編集担当者が頑張って、普通の人なら読めば理解できるように作られている」そうです。
そのため、集中して読むことができているなら理解できるはずなのです。
ですが、世の中には本当に難しい本もあります。
そんな本は最初から選ばないようにしましょう。
「自分にはまだ早かったんだ」とキッパリ諦めて、同じジャンルの難易度の低い本から読むようにします。
難易度の低い本に慣れてから難易度の高い本を読むことで、理解できることが多いです。
そして、読み始めた本はできればその日のうちに読み切るようにしてください。
時間をおいてしまうと読みたい気持ちが薄れていくからです。
気持ちが熱いうちに読むことで、頭にも残りやすくなります。
読書後にやると良いこと
読書後にやると良いことは「ゼロ秒思考を使ったアウトプット」です。
ゼロ秒思考とは著者のロングセラーです。
読まれた方も多いのではないでしょうか。
ゼロ秒思考は読書にも使えます!
読書後は読んで感じたこと、驚いたこと、挑戦しようと思ったことなどが出てくると思います。
それらをテーマとして、1分間思いつくことを箇条書きで書き出していきます。
余計なことを考えると途端に書けなくなってしまうので、言葉を選ばずに思いついた言葉をそのまま書き出していくことがポイントです。
テーマが複数ある場合は全てのテーマに対して行えると良いです。
あとは3ヶ月後、6ヶ月後に見直して振り返りを行います。
そうすることで自分の成長を感じることができます。
まとめ
本日は「アクションリーディング」について紹介しました!
本書の内容は、普段本を読まれていない方には難しそうな内容がいくつかあります。
今回はその中でも取り組みやすそうなものを紹介させていただきました。
読んだ本がうまく活用できていないと思われている方は、読書前の「目的を持つ」ことを意識するだけでも読み方が変わります。
ぜひ挑戦してみてください!
ゼロ秒思考の赤羽さんの本ということで楽しく読ませていただきました。
本書は他にも多くの読書術が紹介されています。
私としては「本の読み過ぎはダメ」という言葉が刺さりました 笑
これからは1冊1冊に集中して読んでいこうと思います。