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同人即売会にキャッシュレス導入してみた話(2)

こんにちは、アカツキユウです。
同人即売会にキャッシュレス導入してみた話、2/16 コミティア151編です。

ディスプレイを変えたので資料本が見えやすくなったかもしれません、但し人間は見えない

前回はこちら!
導入経緯やレジアプリ所感などをたくさん書いてます。

コミティアでキャッシュレス

コミティアはキャッシュレス導入サークルをちょこちょこ見かけます。
私の斜め前のスペースにキャッシュレス導入してる方、いました。こんな、近場に!
最近スペース巡りをあまりしてないのでどの程度導入されてるかとかは直感では分からない…レポートにならなくて申し訳ない…

何となく見覚えのあるPOPが置いてあったりするので、導入してるところはsquare率が高いのかもしれない。体感です、体感。

キャッシュレス利用率は?

会計回数28、うちカード1回、交通系ICが1回です。利用率7%。
もじのイチ#2では会計回数20でしたので、会計回数は増えていますが、キャッシュレス利用件数は同じなので利用率は減少です。

今回はカードと交通系ICということで、ついに決済端末に出番が!!
あぁ~~~交通系ICの音~~~~~~~~~!

モタモタ…

前回に続き、squareのPOSレジアプリに対する感想の話になります。
交通系ICでの決済はスムーズに行なえました。
カードの方がですね、「カード決済を受け付けます」というタイミングがUI上でちょっと分かりにくくてモタついてしまいました。

商品を選択し、「お会計」ボタンを押すと支払いに移行します。
現金ならここで金額入力をするとおしまい。
交通系ICは項目を選択すると、「音が鳴るまでタッチしてください」って感じになるので、これまた分かりやすい流れで終わり。
二次元コード決済はコードが表示されるのでやっぱり分かりやすい。

square POSレジのお会計の画面

さてカード決済は、この画面になったらもう「受付待機中」になるようなんですね。
他の決済方法と異なり、専用画面が存在しない。
事前に決済のテストを行なってはいたのですが、現場でやったら忘れてしまっていて、かなりモタついてしまいました。
お待たせして申し訳ございませんでした。もう覚えた。

なお、決済についてのマニュアルも持ってました…が、そのマニュアルは「交通系ICの決済のしかた」でした! クレカの方まで網羅したものではなかった!
自分で印刷しといて普通に失念していた!!!!

現金でのお支払いについては、前回同様にレジアプリ仕様上の速度になるので、お金の受け渡しだけ先にして後で入力、みたいな感じでなるべく最速になるよう心がけました。
今回はなかなか通信が終わらなくて次の会計に進めない、という事態も発生しなくて良かったです。

通信量

前回、「povoの物理SIMを契約しておく予定です」と書きました。
ちゃんと導入しておきましたよ!
申込してからSIM届くまでめっちゃ早くてびっくり。
1月17日の夜、21時過ぎくらいに申込・本人確認書類を送信。
翌日10時前にはもう確認完了、11時頃には「SIMカードの出荷手続きを進めております」のメールが。はっや。
19日にはSIMカードが届き、その日のうちに有効化しました。はっや。

コミティアの日は、1GB/180日のトッピングを入れ、ローソンで0.1GB/24時間のデータ追加をしてから行きました。
追加したてなので1.10GBの状態からスタートです。
ビッグサイトなら国際展示場駅とビッグサイト内の2箇所にローソンがあるので、どっちかに立ち寄れば通信量がチャージ出来ます。
月10回までなので10回チャージ済だと使えませんが、私は行動圏内にローソンがないので…イケる!

終了後、残量を確認したところ、1.04GBになっていました。
その日は60MB程度通信したということですね。
squareのレジ以外は特に使っていないので、バックグラウンドで何らか動いていたとか、squareのレポートを何回か見たのでそれの通信分とか、そういうので計60MB使った計算になります。
ローソンチャージの0.1GBで充分賄えてしまったな…

ちなみにsquare ヘルプセンターの記述によると、1回のレジ通信は10KB程度らしいので、通信量がちょっと残っていれば大丈夫、感ある。

POSレジアプリの話

もはやキャッシュレス導入と関係ない話の方がボリュームが多いが気にしないでほしい

この項目は当日のレポではなく、前回の記事を書いてから今回までの間にちょっと考えました、の項目です。

レジデータ活用編

square POSレジでは売上データをエクスポート出来ます。
私はこのデータを出納帳として使っているスプシに読み込んで売上と在庫確認に使用しています。

さて、squareを始めとした、商用のPOSレジアプリやeコマースシステムには「SKU」という項目があります。
Stock Keeping Unitの略だそうで、商品管理の最小単位です。
たとえば、飲食店のドリンクで、同じ飲み物だけどサイズ展開がある、という時に、SとLで別々のコードを振っておく…といった使い方になります。
うちで言うと小説本文組版見本の本の全8種全てに異なるコードが振ってあり、コードを見ればどのバリエーションが売れたのか、と分かるようになっています。

これ、BOOTHの売上管理csvに記載されている「品番」の項目をSKUとして登録すれば、両方のデータの集計が楽になるんじゃない?

今まで、集計データは全部「商品名」+「バリエーション」…つまり書籍名称で管理していました。SKUで処理すれば簡単じゃんね。
欠点は、BOOTHのストア管理内には、「品番」を確認出来るような、商品データのリストを出力する機能がありません。
売上管理CSVを書き出すか、商品ページのソースから引っ張ってくるしかないです。
不便ですね、その辺なんとかなりませんかBOOTHさん。
もうちょっと言うと、BOOTHには自分でSKUを設定する機能がないので、BOOTHに商品を登録してから⇒squareの商品マスタにSKUを登録という流れにせざるを得ないのですが、これはまぁ仕方ないか。

まずBOOTHの売上管理csvをそういう風に使っている人がどれくらいいるのか。
少ないとは言わないですが(ちょっと便利になったので)、多くもないんじゃないかしら………

在庫追跡編

square POSレジアプリは在庫追跡が出来ます。
在庫がなくなったら、こうなる。
1番上の段の中央、「B6」の文字があるとこを見て下さい。

1段目中央、「B6」の欄の商品名のところが変わっている

商品名のところに打消し線が出て、文字が薄くなる。
………えっそれだけ?
で、この状態で商品をタップしてみると………

在庫ないのに

いや追加出来るんかーい!!
ちなみに「お会計」ボタン押すと、何のアラートも出ずにお会計画面に遷移しました。
何故だ。コレガワカラナイ
予約とかみたいな扱いになるってことなんだろうか…

というわけで、前回比較してた「即売レジ」は絶対に商品を追加させませんが、こっちは出来るということだ。
追跡の意味はあるんだろうか…律儀にイベントへの搬入数を在庫数に登録してから行ったんですけど、あんま意味なかったですね。
イベント現場では文字の色が薄くなっててもちょっと気付きにくいです。
会計登録⇒品物渡しのフローで処理してると、「あっ売り切れでした!」が発生しそうでちょっと怖いな…

おわりに

今回もキャッシュレス決済と関係ない部分の話が多くなりました。
もうタイトル変えた方が良くないか?

次回の同人イベント参加は3/16 HARU COMIC CITYです。
コミティアと同じラインナップで参戦いたします。
主に二次創作で小説本をお作りの方、小説資料本はいかがでしょうか!?
是非ALBA LUNAのスペースへお越しください!

次のレポはHARUコミと文学フリマセットでデータ出そうっと


新作テンプレ出ました

2/18現在、Word版のみではありますが、「小説本文組版見本の本 見比べアソート」収録のレイアウトに対応したテンプレートを配信中です。
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