子育ての軸
我が家の次男は、ちょっとした問題児。
4歳になっても友だちに噛みつくこともあり
友達のモノを勝手に触ったり(舐めたり?噛んだり?)
友達との距離感がわからず近づきすぎて嫌がられたり
先生が見ていない隙に悪さしたり。
そして最近は朝登園するまでに
びーびーびーびー泣いて私に縋りつき、
先生に引き剥がしてもらうのが週3回ほど。
そんな、愛すべき悪ガキ。
優等生タイプの長男とは、随分と違う。
先日、次男が友達に噛まれた。
原因を作ったのは、次男。
しっかり痕があったので、相当友達を困らせたんだと思う。
で、先生がたには謝られるのだけれども
でも結局先に原因を作った次男よ…という話になり
普段からの問題点をご丁寧にたくさん挙げてくださり
先々のこと、小学校に上がったあとのこと…
(次男は今年少)
あれこれ勝手に心配してくだり
最後には
次男に対して、今まで以上に厳しめに対応します
というような報告を受け
家庭での対応についてもあれこれと(だいぶ言葉は選んでいたけど)言われ
結局のところ
お母さん、次男くんに甘いです
と言いたいようだった。
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次男に甘い、というのは両親にもやんわりと言われていることで
両親も次男をもっと厳しく育てていかないといけない、と考えているのだけど
果たしてそうなのか!?
現時点で(というか2歳くらいから)大人の目をかいくぐって悪さをする次男に
これ以上圧力をかけて厳しく育てたところで
大人の目をかいくぐるスキルが余計に上がるだけだと思うのは、私だけだろうか!?
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母になってから
本も読んだ。
保育士免許も取った。
仕事(児童発達支援)でも常に子どもの育ちについて学び考え実践して
役に立ちそうなことは、我が子にも試した。
我が子たちは、褒められる子じゃないかもしれないけど
私から見ると、なかなかに面白く育っている。
…それでも、
ひとたび指摘を受けようものなら
あれ?私のやり方、間違ってた!?
と、不安になる。
それが、たいして信頼してない園の言うことでも。
子育ての方針が違うと感じる両親の言うことでも。
結局やっぱり自信がない。
子どもが将来どうなるかって、今の時点では全く見えないのだから。
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信頼してない人の言うことなんて、気にすることない!
と言ってしまえば話は早いけど
何かモヤモヤが残る。
こういうときに、どこに帰ればいいのかな、
何か照らし合わせるものが必要だろう
と思うと
それが子育ての軸のようなものだろう。と思う。
私の子育ての軸。
こんな子に育てばいいなと思うことは。
①健康
②少々のことでは倒れない気力・体力
③誠実であること
が、最低限求めたいところ。
これは夫に対しても、ほぼ同じ。
ここに、
頭良いとか
鋭い眼とか勘がいいとか
人を巻き込んでいける人間性とか
何か光る才能とか
コミュニケーション能力が超高いとか
が、加わればいいなと思うけど、それは淡い願い。
で、今うちの次男は圧倒的に③誠実性が欠けている。
だからずる賢いなんて言われる。
だけど。
多分、誠実性って、上から押さえつけられて身につくものではないと思う。
ダメなものはダメで、それはちゃんと伝えないといけないけれど
子どもに誠実性を求めるならば
大人も誠実でないと、誠実であろうと努めていないと、いけないと思うし
誠実性は、そんな短期間で育つものではないはず。
厳しくすることだけが答えなわけ、ない。
時間をかけて、でも確かな人間性を、育てられればいいと思う。
短期間での結果は、淡く願う程度にしておく。
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人から受けるアドバイス。
一応、多分、良かれと思って言ってくる。
言われた方は、その都度迷う。
迷うのは、それはそれで良い。
言われたことに対して何の吟味もしないのは
鵜呑みするにしろ、突っぱねるにしろ、良くない。
言われたことを振り返り吟味して、
取り入れるのか
真っ向から反論するのか
しれっとスルーするのか
一旦横に置いておくのか
考える。
そうやって、
親として子育ての軸を
より確かなものにしていきたい◎
以上。終わり。