【イベレポ】失敗しないオンラインコミュニティ施策のための4つのポイント
こんにちは!議事録に定評のあるあかつきんぐです。
CCEXにかまけて書けなかった久々の外部イベントのイベレポです!
イベントはこちら(´Д`)/
さて早速いってみましょう。そこらへんのイベレポと違って公私共にコミュマネとしての主観も織り交ぜながらいきます^^
■コミュニティのROIリターン
北米企業の運営コミュニティアンケートからのデータ。
戦略的なコミュニティ運営ができている企業は効果2倍以上。
13,000%って正直なところ、自分が立ち上げる時に握れないので社内で示す時は最高期待度として示すと良さそうですね。
■4つの重要なポイント
事前設計最重要ですね。私も以前書いたBtoBコミュニティ構築ステップでもステップ0として記載していた部分です。経営陣巻き込み等はまた書籍で触れたい、、、。オフライン施策の参考↓
インサイト、ロイヤリティ。メディア、サポート・・・コミュニティは多面的な価値を持つ施策、「これだけを見る」は賢くない。
■よくある失敗~目的と手段を違えるな
目的と手段が変わると手段に囚われすぎて迷子になることは多いです。
ロードマップは短期すぎる、ROI的側面で売上●倍などをコミュニティの短期ロードマップに組み込むのは危険というより愚策。
■KPI設定の有無が戦略差=結果の差を生む
とはいえKPI自体を設定しないとPDCA回せないので追えないですね。
実現する世界→なぜやる、どうやる→細分化したKPIが理想。
■じゃあどんなKPI追うの?
取捨選択は個社事やフェーズによっても違うのでとれる数値はとりつつどこを追うかをそれから確定がオススメ(きんぐの体験談)
KPIを設定するための試用期間と確定し、3-6か月程度を同KPI追いつつ、刷新もすると良いですね。
■コミュニティのアクティブ率、アクション率って?
いいねやコメント、投稿ですね。ここにある数値はあくまでも北米指標なので日本にあてはまるかは不明。私見はログイン率とコメントや投稿などをアクションで追うと活況への糸口が見つかるはず。
■KPI追いすぎたら本質見失うよ
KPI,例えばログイン数を稼ぐことやアクション率を追う、その先は?が霧がかってしまうのでKGIにならないように常に注意。頑張ってる人ほど陥るよ!という話。
■急に刺されないために
デジタルマーケティング効果と比較すると1年目で676%はやや低め、その後に伸びるもの。握りましょう。
やるならやる、やらないならやらないとハッキリさせることややるなら巻き込みが重要。単一部門で回しても効果は得難い。
■時間がかかるという理解とクイックウィン(Quick win)
両軸で長期施策を追いながら、短期で利益が産まれる世界の土台作りやコンテンツの流用やPRなど売上という単一な部分じゃなくコスト削減やブランディング活動としての一環として進めていることも併せるといいですよね。
サポートの軽減や他部署のKPIの補助になる動きができると加速+成功しやすい、逆だと失敗確率は高くなるのは間違いないでしょう。
■役員レベルの予算承認
人的工数や人員予算含めての話。約半分が承認されている。
■コミュニティの実情
リソース、戦略、経営層理解の不足が3大課題。リソースが確保されていれば3倍ほど成果に差がある。
■ここだけでも覚えて!「やりきり力」
誰もコミュニティ施策が詳しくないので推進におけるコミュマネのグリッド力は最重要。わかりみしかないですね。覚悟を持ってコミュニティ推進するべし!Facebookでコミュニティ運営と自社コミュニティ運営は全く違う、Facebookコミュニティ推進はハードモード、それを経験した経営層や先輩がいるとめちゃくちゃきついかも。
トップダウンで降りてきたコミュニティ推進→自分で言ったのに半年1年後に急に刺してくる、言われた側なら中長期のロードマップを握ること。
属人化の先に体系化、まずは個別に成功パターンを導き出して体系化をする。半分賛成で半分反対ですが、「成功パターンを導き出しつつ体系化の叩き台レベルの知見は貯めておくこと」が私の理想です。なぜなら、体系化しようとしたときに体系化する工数不足が必ず起こります。体系化のための準備も両軸でやっておかないと後で泣きますね、、、・
■Q&A
主管はマーケかカスタマーサクセスがありがち。主管の目的に応じて部門を決めるのがいい。私の会社ではカスタマーサクセスの中のコミュニティからマーケの中のコミュニティに変遷するというピボットもしてます。大事なのはやりきり力、そのためのパッションですね!
プロジェクトができないパターンも多くある。
巻き込みはできるが誰が責任をリード(どこが主管)するか、メインとサブを決めること。プロジェクトの場合は2,3年ケースないので1年でロードマップを組むのは前提として1年後どうするをボールの持ち方をキメておく。
企業全体でとらえる握りでコミュニティ主軸に巻き込む設計にしちゃえばいいと思う私見です。
アクション活況はオフラインからオンラインへ派生のパターンとオンラインから推進する2パターン。オフラインならきてくれる方はロイヤルユーザーとみていい。オンラインではじめる場合は仮説検証をスピーディにできるか。ベースフードさんはディスカッションしながらあるレシピについて閲覧やコメントあるものを掘り下げて施策を回していった、など現場でとれるデータや参加者にとっての価値をヒアリングしていく。公私共にウチもやってます。公はグルグルぶん回し、私は運営や箱をどう扱うかでまだ迷子中。
KPIは早いものと遅いもので切る。メール招待やクリック率など細々したものは数多とれる。
私見は日次で追うアクション数やログイン数と別に月次のユニークログイン数などフェーズごとに見るべき対象項目を変化させるといいですよ^^効果が中々でなくて悩むんですけどね、、、!施策数とみる数値で勝負!そこから取捨選択すると良いと思います。タッチポイントの前から後ろまで数値で出せるデータをまずは吐き出してみるとアイデアでるはず!影響値でかそうな指標を探してKPI設計するのが運営しやすいですという体験談も添えて。
■最後に
日本の社内特性を見ると676%ですら夢みたいな数字だと主観のきんぐです。ただし、その効果はブランディングまで伸びるので絶大と信じて疑わないのは私です。
「とりあえずコミュニティ」やろ、は「そろそろうちもカスタマーサクセスやろっか」とほぼ同義の悪、本質のない仕事は上記含めてダメ絶対!
コミュニティは結果指標でみるべきなので短中長期で★しっかりフェーズで切って施策建て、運用をすることがマストです!経営層との握りもしっかりと!「結果指標」で語りフェーズで切ったKPIで攻めるのです(´Д`)/
何のため、誰のための施策なのか、その効果はいつ出るのか(出にくいことも踏まえて)!
お後でよろしいようで、あでで(´Д`)
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フォローが増えたら普通に嬉しいですね(雑)
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