たけのこ料理 白髪和え
こうみんかんの話題ではないけれど、ちょっと息抜き。
noteの記事は書くのにちょっと構えてしまってどんどん時期が過ぎてしまいます。
今年は数年ぶりに割とたくさんたけのこを収穫できました。鹿が多くて猪が少ないからなのか。鹿も、たけのこの先っちょの葉っぱを食べてしまうのですが、そうなると、たけのこは成長を止め腐っていくので、見つけたらすぐに収穫せねばなりません。地上に出る前に掘り上げて食い散らかす猪よりはマシですが。
姫皮の白髪和え
と、検索してもどこにも見つからないのですが、webにないだけなのでしょうか。郷土料理なのかもよくわかりませんが、私が暮らすお寺の、春に行う行事の定番料理です。たけのこの先っちょは綺麗に姫皮を取り除きメインの料理「春香盛り(旬香盛りかも)」に使います。取り除いた姫皮は刻んで水にさらし、すり胡麻の甘酢和えにします。
千切りは必ずたけのこの繊維に沿って細く切ります。でなければ、水気を絞るとバラバラになり、「白髪」になりません。姫皮は上に向かって硬くなっていきますが、上手に茹でてちゃんとアクが抜けていれば結構食べられます。姫皮は甘酢をしっかり吸ってくれて味もしっかりして美味しいです。来年はぜひお試しください。