【子育て】気持ちの切り替えを助ける時計?の話
保育者だって、自分の子育ては分からないことだらけ。
このメッセージが、『分からないことだらけ』な子育てを、ちょっと『楽しくなる』きっかけになれたら嬉しいです。
『時間の感覚』
皆さんのご家庭にある時計は、
デジタルですか?アナログですか?
また、砂時計がある方はいますか?
「もうちょっと」「あとでね」「明日ね」
こういった時間の感覚を子どもに伝えるのは、とても難しいです。
幼い頃は、自分の本能のまま動いている子どもたち。
欲しいと思ったら、今すぐ欲しいし、食べたいと思ったら、今すぐ食べたい。
その発達の段階にいる子に、「あとでね」の言葉は難しいですよね。
しかし、時間の感覚が芽生えてくると、子どもは「あとでね」「これが終わったらね」が分かるようになります。分かるようになると、ちょっぴり我慢することが出来るようになります。理性の芽生えですね。
その、時間の感覚を育てる上でポイントになるのが、時間の進み方や減っていくスピードが目で見えることです。
目に見えると、育ちやすくなります。
例えば、
子どもと「30分になったら片付けね」と約束した時、
デジタル時計だと、いつ30分が来るのか、
1~30までの数字の並びを、きちんと覚えていないと、難しいです。
アラームをかけていたとしても、
いきなり音が鳴りだし、急に遊びが終わってしまった感覚になります。
アナログ時計だと、「長い針がここまで来たらね」と事前に知らせることで、時計の針が徐々に30分に近付いていくことが、目で見て分かり、『もうすぐ終わる』が分かるのです。
砂時計も、同じです。砂が落ちきったら終わり。は、本当に分かりやすいのです。
園で勤めていた時は、時計の数字の隣に、動物のイラスト(干支)を貼り、数字が読めなくても、「長い針が、うさぎさんの所に来たら片付けしよー」などと声をかけていました。
目で見えない感覚を育てることは、教えようと思っても、なかなか教えられるものでもありません。
成長が目で見えにくいので、難しいですが、日々の繰り返しの中で、
【時計を活用する意識】をしていれば、教えずとも、ちゃんと知らぬまに育っていますよ。
もし、新規に購入を検討されている方がいれば、【知育 時計】で検索すると、たくさんの子ども向け時計が販売されていますので、お子さんに合ったものを探してみてくださいね♪
子育てが、より楽しくなる【きっかけ】になると、いいな~と思う、色々を書いています♬