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『趣味を【保育】にしちゃダメだよ』と言われた話
若い時に、ある研修で言われた言葉です。
『趣味を保育にしちゃダメだよ。』
若いときは、保育が頭から離れず、保育準備をしたり、教材を作ったり、、、
起きてから寝るまで。なんなら、夢の中まで…仕事のことが、頭の中をしめていました(笑)
保育って、とても奥深いし、知れば知るほど興味深くなるものです。
知らないことだらけだし、早く1人前にもなりたいし。必死でした。
『切り離す』が、よく分からず、この言葉の意味も分かったような、分からなかったような。で、すっかり忘れていました。
ただ、この歳になり、ふとこの言葉をよく思い出すことが多くなりました。
ようやく、この歳となって、この言葉の本当の意味が分かったような気がします。
魅力的な保育をする先生を観察してみると、
保育以外の生活の中で、見たこと、知ったこと、学んだこと、楽しんだこと、
そういった経験が、その人のバックグランドに見えるのです。
そして、それがとても豊かな感性や、人間性を作りだしているように思うのです。
多趣味な人は、とても魅力的な発想や、引き込まれる言葉、そしてフットワークの軽さなどを、持っていらっしゃるように感じるのです。
当たり前のことですが、
長年積み重ねてきたものが、その人の人生を作っているんだな。と改めて感じるのです。
私には、豊かな人間性が、本当に豊かな保育を作り出しているように見えます。
その人を見ていて、その人と一緒にいて、飽きないのです。
『趣味を【保育】にしちゃダメだよ』
私は、数年後、人生を楽しむことを積み重ねてきたな。と思えるようにしようと、思っているのです( *´艸`)