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子育ての終了の合図(ゴール)はどこか考えたことありますか?の話( ´゚д゚`)

新年最初のメッセージはこちらから。
子どもと関わる仕事をしていたって、自分の子育ては分からないことだらけ。

我が子が少し大きくなったいま、発達について学ぶと、それ昔知りたかったー。と思うことがたくさんありました。

このメッセージが、どなたかの心に届き、その方の子育てが、より温かいものとなるヒントとなれたら嬉しいです(* ´ ▽ ` *)


『子育ての最終目的(ゴール)』


子育てゴールはどこか、考えたことはありますか?

成人式を迎えたら?就職したら?結婚したら?どうしたら?

***

それぞれ考え方はあるかと思いますが、私が思うゴールは、子どもの「ジリツ」です。

経済的自立。精神的自立。色々あります。

『自立』を辞書でひくと、『自分以外のものの助けなしで、または支配を受けずに、自分の力で物事をやって行くこと。』とあります。

一方で、子育てで言う『ジリツ』は、全部自分一人で出来きなくてもジリツ出来ると私は思ってます。

そういった意味なら『自律』という漢字を使うといいと、以前園長先生に教えてもらったことがあります。

『自律』とは『自分の気ままを押さえ、または自分で立てた規範に従って、自分の事は自分でやって行くこと。』


全部自分で出来なくても、
例えば掃除が極端に苦手なら、定期的に家事代行サービスに自分で頼めれば、何の問題もないのです。そこまででなければ、ロボット掃除機を買うという選択肢もあるでしょう。

家事が得意な友人に「困ってるんだよね」と言えたら、アドバイスをもらえるかもしれません。
アイデアをくれる人が回りにいることを知っていることは、選択肢を大きく広げることになります。

何かしらの方法で、自分の苦手を自分で補う事が出来るのならば、それは立派な『自律』です。大人でも人に頼るのが苦手な人はたくさんいますよね。しかし、「どうやってやるか、聞いてもいい?」「へぇーありがとう!」と言える方のほうが、どんどん前進し、豊かな人生を送っている気がしませんか?

自律の為には、
自分の『得意・苦手』を自分で知っていて、そのままの自分を『受け入れる力』
出来ないことを『人や物に頼る力』
が必要になってきます。

小さい頃から「できても、できなくても、大丈夫」「あなたなら、大丈夫。」 「困ったら、声をかけてね。」 と日々言ってもらった経験。
それから、成長に合わせた困った経験と、それが起こったときに、ちゃんと「手伝って」「いいよ」のやりとりを、いかにしてもらってきたか。という経験が、何十年経ったときに大きく大きく生きてきます。

未来は、毎日の積み重ねの先にあるものです。


皆さんの思う子育てのゴールは何ですか?

ゴールを見据えられると、
いまは遠回りに感じる『子どもが自分でやろうとすること』を待ったり、『自分で考える』ヒントを促す行為も、
実はいつかのゴールへの最短距離であることがみえてきたりしますよ。


楽しいばかりではない、子育て。でも、苦しいばかりでもありません。
今年もそれぞれに自分らしく、一緒に子育てを楽しみましょうo(^o^)o













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