“おかあちゃんの事がきらいやった”〜ホットカーペット事件
おはようございます。今日からまた1週間の始まりです。
素敵な日々を過ごしましょう。
燈由菜です。
先週の出来事です。
朝食が済み、夕食の下拵えが終わると昼食までは、午前中唯一の私の時間なのです。
noteを読んだり、下書きしたり、読書したりとやりたい事が沢山あるので、自分なりに計画を立てて昼までの約2時間を有意義に過ごしたい。
自分の部屋で一人で過ごす楽しみの時間。
そんな幸せな時間を過ごしている時、廊下をズルズルと足を摺りながら歩いて来る音が近付いてくる…
『んん?嫌な予感…』
歩いて来る足音は間違いなく母だ。
母が私の部屋に来る時は、何か?頼み事をしに来る時だ。
ガチャ!
ドアが開いた
『来た!』と思ったと同時に
「なぁ〜ゆいなぁ〜」と甘えた様に語尾を伸ばしながら名前を呼び部屋に入って来た。
私「なに?」
母「私らが座ってる所のカーペットが冷たくて、ぬくくなれへんから、新しいのん買ってくれる?」
両親は一日中、ホットカーペットを敷いてあるリビングでテレビを見て過ごしている。
高齢者と言う事もあり、かなりの寒がりではある。
私は直ぐに立ってリビングへ検証に向かった。
両親が座っているところに立ってみると、カーペットは暖かい。
手で触れてみても…暖かい。
「暖かいやん」と言いながら
念の為に強弱調節の数字を確認すると、最大6の所が3になっていた。
私「弱くしてたからじゃないかな?」
母「違うよ。ずっと冷たいねん」
私「私が触れた感じでは、あったかいで」
母「いや、冷たいから寒いねん」
強情な母と会話しても話にならないと思い横にいた父にも聞いてみた
私「おかあちゃんが、ぬくくない!て言うてるけど、おとうちゃんも?」
父「ぬくいでぇ」
私「おかあちゃんが、新しいホットカーペット買う言うてるけど…?」
父「新しいのんなんかいらんで」
母は横でダンマリになっていた。
実は、少し前に同じ様な事を言って来たのです。
ホットカーペットの調節は1〜6と、設定を全面と半面とがあります。
その時母は私に
「私らが座ってる方だけが冷たくて、座って無い方だけが暖かいねん」と訴えて来たので
その時、カーペットの向きを変えたのです。
母が言う、暖かい座って無い方を座る方にしたのです。
それなのに
今日、また同じ事を言って来たので、以前の経緯の話をすると
「そんなん言うてない…」と言われたので
私はショックでした。
いよいよか?!
ほんまにボケて来たのか?!
この状態の母と、いくら以前の説明をしても無駄だと思ったので、今の話だけをする事にしました。
私「調節がゆるめになってたから、一番熱くなる様にしたからね」
母「…」いつもの不服そうな顔で視線すら合わさない。
私「私が触ってもぬくいし、おとうちゃんもぬくい言うてるやん。おかあちゃんだけやで、お尻の感覚麻痺してるんじゃないの?」
母「…」ふくれっつらに変わる。
私「どっちにしても、もう外も暖かくなって気温も上がって来て、そろそろカーペット使わなくなるから少し様子見てくれる?ほんまに壊れてるんやったら、次のシーズンに買うから」
と伝えると…
母「今度、買い物行った時でええから、買うてきてくれる?」
私「えぇっ?!今度って?」
母「明日でも、明後日でも」
私「……」
私が言葉を失いました。
やってられへん。。。
岸田奈美さんの名言をお借り致します。
「もう!あかんワ!!」
これ以上、何を言ってもダメだと思い、私は自分の部屋は戻り考えました。
これってどうなん?
今までも、たいがいやったけど
今の会話は、あかんやろ。
人の話を聞かない癖があるのは性格やけど
ほんまに、それだけかな?
私の心臓がバクバクと音をたてて動いているのが、わかるくらい動揺している自分がいました。
先ずは、落ち着こう。
と自分に言い聞かせながらペンを取り、この事を記録しています。
少し時間が経過して
昼食の用意をしにリビングへ行った時に、もう一度だけ聞いてみた
私「どう?まだ冷たい?」
母「ぬくもって来たわ。熱いわ」
あ〜もう、疲れた。
奈美さんの“今週のもうあかんわ”へ応募したいくらいやけど、文字数がオーバーするので、記事として残しました。
最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。