福岡県古賀市は、福岡工業大学が開発した、3D化した浸水被害ハザードマップを導入!
こんにちは、翼祈(たすき)です。
2023年10月5日、午前11時頃、伊豆諸島の鳥島近海で地震が発生し、気象庁は伊豆諸島に一時津波注意報を発令しました。
私の所属する会社がある久留米市でも、津波ではありませんが、今年の梅雨時の豪雨で、激甚災害による浸水被害が、広範囲に及びました。
そんな中、福岡県では豪雨での浸水被害を可視化できるハザードマップを開発しました。
福岡県古賀市は、福岡工業大学と連携して豪雨による浸水被害のハザードマップを3D化し、公式ホームページで公開しました。
実際に災害が発生した時の状況をイメージしやすくなると期待が持たれています。
今回は福岡県古賀市が、福岡工業大学が開発したハザードマップの導入を決めた理由をお話します。
福岡工業大学が開発したハザードマップの凄み
3Dのハザードマップは福岡県古賀市の依頼を受けて、地理学に詳しい福岡工業大学の上杉昌也准教授が作成したもので、立体的な地図上に、浸水想定区域が深さに合わせて色分けで選別し表示しています。
例を挙げると、建物の2階以上が避難場所に指定されている古賀中学校の周りの場所は、50cm以上3m未満の浸水被害が想定される薄い青色で表示されている以外にも、古賀中学校のそばを通る国道3号線は近くの交差点付近を中心とし、50cm未満の浸水被害を表す黄色で示されています。
上杉准教授によれば、土地の高低差など浸水被害のリスクと地形との関係が把握しやすくなり、地図を読むのが不得意な人でも目からの情報で理解しやすくなることが期待されます。
古賀市は公式ホームページで公開しているこれまでのハザードマップと、併用して活用して頂きたいといいます。
参考:古賀市 浸水被害ハザードマップを3D化 福岡工業大学が作成 福岡 NEWS WEB(2023年)
上杉准教授は「実際に災害が発生した時のイメージが浮かびやすく、洪水が発生した時にどちらに逃げたらいいのかなど、すぐさま理解しやすいです。スマホであれば自分の手の中で3Dのハザードマップを閲覧できるので身近にデータを感じて貰えたら」と説明しました。
凄く良い!
私は発達障害の学習障害(LD)の関係で、地図が読めません。地図を読むことができないことで、全く知らない場所に行くことを躊躇い、行ったことのない場所には行こうとしません。
後抽象的な表現が苦手で、仕事においても具体的なマニュアルや指示がないと、その仕事が出来なかったりします。
今回紹介させて頂いたハザードマップは、浸水被害もその部分が可視化され、目から入って来る情報が1番理解しやすい私には、非常に分かりやすかったです。
後はこの3Dハザードマップを多くの地域で導入すれば、自分の住んでいる地域の土地の状況も理解しやすいのではないかと思いました。