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MRIやCTなど、ペットにヒトの様な高度な健康診断の導入で、欠かせない愛玩動物看護師の存在。

こんにちは、翼祈(たすき)です。

今「キャット・ドッグ」などといったヒトの様なペットの健康診断の導入での医療の高度化で、動物病院の獣医師の仕事が、さらに多忙を極めていることが、大きな課題となっています。

そんな獣医師の人たちを助けるために、2023年から導入されたのが、「愛玩動物看護師」です。

2023年4月から全国の動物病院で新しい国家資格である「愛玩動物看護師」が勤務をスタートしました。投薬や採血など、獣医療行為の一部を任せる人材の登場に、獣医療の高度化で長時間労働が大きな課題である獣医師の働き方改革にも期待が持たれています。

今回は最新のペットの医療の高度化の詳細と、「愛玩動物看護師」のことについてお話します。

どうしてペットの医療が高度化?「愛玩動物看護師」とは?

「獣医師は私1人だけしかいないのに、20匹以上の犬猫の診察を行わないといけません」。東京都大田区にある西馬込動物病院の院長の男性は、厳しい獣医師の労働環境をこう吐露しました。

診察を行う合間には入院中の犬猫のレントゲン撮影や採血に毎日を追われ、休憩時間は抜歯や臓器摘出などの手術を行います。休診日も急患の犬猫の対応で病院に出勤することも多くあります。

最近の犬猫の飼い主は病気を予防するために通院する事例が多く、「血液検査だけでは心配なので、レントゲンや超音波検査もして貰いたい」と追加の診察を要求される時もあります。院長の男性は「犬猫を診察する総数は10年前から倍増していますが、飼い主から要求されると、対応するほかありません」と打ち明けました。

東京都にあるペットフード協会によりますと、医療費や餌代など犬猫の毎月の飼育費は顕著な増加傾向で、2022年は犬は1万3904円、猫は7286円と、4年前より1~3割増加しました。それに並行して平均寿命も延び、犬は14.76歳、猫は15.62歳といずれも過去最長水準に達しているといいます。

飼育数は減少傾向だといいますが、飼い主の医療需要は高水準で、農林水産省によりますと、ペットの診察をする獣医師の数は2020年には1万6000人と10年前の1.2倍に増えました。

定期的な健康診断では、人間ドックと同じ様な「キャット・ドック」や「ドッグ・ドック」を推奨する動物病院も現れています。MRICTなど高度な医療機器も続々と導入されています。

その反面、日本各地におよそ1万2000ヵ所ある動物病院の6割超は、獣医師が1人の個人経営だといいます。農林水産省の担当者は「動物医療の世界は日進月歩です。飼い主がペットに高度な医療を要求した結果、獣医師の負担は増えている傾向です」と説明しています。

厚生労働省の調査によりますと、獣医師の残業時間は2021年、月21時間に達し、医師(15時間)や看護師(6時間)など、それ以外の医療従事者より長いといいます。東京都にある獣医師の転職をサポートする「TYL」による2022年11~12月のオンラインアンケート調査でも、回答を寄せた獣医師109人の5割超が、「残業が多いと感じている」「長時間労働だと感じている」と回答しました。中には「忌引休暇すら取れない」という意見もあったといいます。

参考:ペット医療が高度化、動物病院にCT・MRI…獣医師「忌引休暇すら取れない」 読売新聞(2023年)

「愛玩動物看護師」は、この様に高度化する犬猫への獣医療に応じ、多忙な獣医師をサポートすることが目的で導入されました。

西馬込動物病院でも、スタッフ4人の中3人が「愛玩動物看護師」を目標に勉強中です。その1人は「私が採血や採尿をできるようになると、獣医師は違う仕事に集中が可能です。知識や技術を磨いて、色んな動物の命を救いたいです」と意気込んでいます。

院長の男性は「今の仕事の5割程度は看護師に頼めると思います。獣医師が少ない動物病院の恩恵は凄く大きなものです」と期待をかけています。

随分変わった

私の家でも飼っていた愛犬がいて、親族が、「ペット保険に入っている」と自宅に来た時に言っていて、「医療費が安くなるなら」と思い通院する動物病院で聞いてみましたが、「ペット保険は対応していない」と言われて、加入はできませんでした。

飼っていた愛犬は病気はなくても、よく怪我をする子で、ですが以前働いていた職場はそれに理解がなく、「ペット如きで、病院に行く為に、仕事を休むなんて...」と、酷い言われようでした。

獣医師の方が忌引ができないということでしたが、私はTANOSHIKAに入る前の見学に行く日が最初は4月だったのですが、見学に行く日の前日に愛犬の容体が急変し、息を引き取って、見学する予定日はお葬式となり、電話を入れて、「見学に行けなくなった」と言いました。

それを聞いたTANOSHIKAの人は、「お葬式に出席しなくて、悔いが残るより、出席すべきだし、今回は気にしなくていいですよ」と言われたことに心が救われましたし、その後7月に再度見学に行きました。

少し話がズレましたが、「愛玩動物看護師」は高度化するペットの医療にとっては、欠かせない存在になっていくことでしょう。

獣医師の方も同じ人なので、「愛玩動物看護師」の導入で、仕事に忙殺され過ぎる日が落ち着けばいいなと思いました。



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