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人とのかかわり方③

こんにちは♬

ご訪問頂きありがとうございます。

毎週金曜日と日曜日に更新していますが、今日は夜の更新となってしまいましたm(_ _)m


今、HSP気質の人とのかかわり方をお話しさせていただいていますが、これって実はどんな人にとっても永遠のテーマだったりしませんか?リアルな生活ではもちろんのこと、今はSNSなどの人間関係もあるという人がほとんどですよね。


むしろ、大変だと感じたり、しんどいと感じることが多いのはSNSという人も少なくないかもしれませんよね。私も、好きな歌が歌えるアプリでストレス発散をしているのですが、アプリ内でもいろんな関わりがあります。


何とかして、自分が心地よくいられる方法を日々模索中ってとこですね。


それでは、今回は【人とのかかわり方③】をお話しさせていただきます。


永遠のテーマは「苦手な人とのかかわり方」

人とのかかわり方で、最大の難関ともいえるのが、「苦手な人とのかかわり方」ではないでしょうか。

これは、HSPだからというわけではなく、おそらく多くの人が抱えている問題だと思うのですが、どうでしょうか?

けど、特に考えすぎてしまう特徴があるHSP気質にとっては、「しんどい」レベルが段違いに高くなりがちです。
「こうすれば解決っ!」
みたいな方法があると助かるのですが、残念ながらそんな単純に解決できるテーマではないですもんね。


なので、今回は、「どうして苦手と感じるの?」って感じで私なりに分析したものをお話ししたいと思います。


想い人?苦手なのにどうして?

実は、HSP気質にとって、苦手な人はちょっと厄介でもあります。なぜなら、苦手であればあるほどその人のことを考えてしまうという特徴があるからです。


まるで、“想い人”のように。これってどうしてなんでしょう?
理由といいますか、分析といいますか、こんなことで、考えてしまうんじゃないかな?というものをちょっとまとめてみました。


あなたは「苦手」または、はっきりと「嫌い」と感じている人が気になるってこと、ありませんか?


気にする理由は、こんな感じじゃないでしょうか?


いい面を探してる

あなたは、苦手だと感じている人に対して、全力で「この人嫌い!」って思っていますか?

実は、そんなこともないんじゃないでしょうか。


HSP気質にとって、人とのかかわりでも特徴である「誠実さ」が発揮されます。なので、苦手、嫌い、って思っていながらも、その人の「いい面」を探してることがあるんです。


例えば、基本的には「苦手」「嫌い」って思っているんですが、そんな人でも「もしかしたらいいところもあるかもしれない」と思ってしまうんです。その結果、「いい面」が見つかったとします。すると、その時は「苦手」「嫌い」という気持ちが薄れます。


そのまま、苦手だった人が得意な人に変わるということもありますが、また苦手な行動や言動を見てしまうと「苦手」「嫌い」となってしまうんです。一度苦手だと感じた人の場合、これの繰り返しとなり、結果的に苦手だと感じた時には無意識に「いい面」を探して、好きになれるようにと考えてしまうんです。


そしていつしか、「私はこの人のこと、本当はどう思ってるんだろう?好きなのか嫌いなのか、分からないくなっちゃった」という状態になってしまいます。そして、今日もその人のことを考えてしまう…という状態に(^_^;)


否定されることを怖がって考えてしまう

もうひとつの理由に、「否定を怖がる」というものがあります。
これは、あなたが正しいと思っていたことを否定されると、その相手を苦手だと感じてしまうのですが、「また否定されるかもしれない」と怖がって、その人のことをずっと考えてしまうことがあります。


HSPにとって、自己肯定力が低いことは、特徴としてあり、そんな中でもあなたが自信をもって思っていたことを、ズバッと否定されると、一気に自己肯定力が低下してしまいます。


そして、そういう人って、なぜかマウント状態の言葉を突き付けてくることも多いんですよ。例えば、


「あなたのためを思って言ってる!」
「あなたらしくない」
「あなたには似合わない」
「あなたはこんなことする人じゃない」
「あなたの意見は間違ってる」


せっかく、あなたが自信を持っていたことも、こんな風に否定されると次にその人とかかわる時に「また否定されるのではないか?」と怖くなってしまいますよね。


えっ?これって何目線?この人、何様?


みたいに強気になれれば、何を言われてもビクビクすることはないと思うのですが、それが出来ないから「しんどい」ってなっちゃうわけですよね。
言葉って、結構凶器になったりしますからね。

「あなたのために言ってあげてるのよ」的なオーラ全開で言われると、こちらとしては「そうなんだ。私のために言ってくれてるのか」とならざるを得なくて、内心納得してないのに、自分を押し殺して相手の意見を取り入れようとしてしまいます。


結果、あなたはしんどくなるはずです。できれば、こんな人の意見はさらっと聞けるように(または流し聞き)なると、次からはこんな人のことを考えずに済むんですけどね。出来ないから、つい考えちゃうんですよね。


自分がブレる相手が苦手

HSP気質にとって、もっとも苦手な相手は、「自分がブレる相手」です。
先ほど話させていただいたように、「あなたのために」を連呼されると、なんだかその言葉に洗脳され、自分の意見がブレることがあります。


もし、複数の人から別々の意見を言われたとしたら、そのたびに自分がブレてしまい、「本当の私は何がしたいの?どんな人なの?」とパニックになってしまいます。


HSPの特徴のひとつとして「主軸」が「自分軸」ではなく「相手軸」になりがちなことがあります。


なので、誰かに何かを言われると軸はブレ、あっちの相手軸、こっちの相手軸となってしまうんです。その結果、「自分が間違ってるんだ」となってしまうんですよね。


決して、あなたが間違ってるとは限らないんです。むしろ相手の方が間違ってる可能性だってあるんですよ。でも相手が間違ってるとは思えないのも特徴のひとつです。基本、優しいんです。「誰かが傷つくなら、自分が傷ついておいた方が平和」なんて思ってしまうところが、あなたにはありませんか?(私はあります)


それでは、あなたのまわりには苦手な人だらけになってしまいますよ。時には、主軸を「自分軸」にし、ブレないようにしてみましょう。


HSPにとって苦手な人の特徴

主軸が相手軸になりがちということは、お分かりいただけましたか。たとえ相手が苦手な人であっても、その苦手な人に主軸を置いてしまうため、あなたはきっと疲れ切ってしまいます。


HSPにとって、苦手なタイプの特徴はこんな感じですよね。
・言葉遣いが乱暴(またはキツイ)人
・怒鳴ってばかりいる人
・威圧感がある人
・感情が見えない人


本当は、いつも穏やかに過ごしたいって思っているのに、その領域を侵すような行動や言動をされると、やっぱり「苦手」「嫌い」「怖い」などの感情が芽生えます。


それならば、そんな苦手なタイプの人とは、距離を置くことが穏やかになる近道だと思いませんか?苦手なタイプが、距離を置くことができる関係の場合は、思いきって、離れてみましょう。


距離が置けない関係の場合は、出来るだけ、その相手を主軸にしないように踏ん張りましょう。「主軸は常に『自分軸』を心がける」ようにしてください。そうすることで、相手の意見に振り回されることも少なくなるはずです。


こんなことを話すと「えっ?あかり紀子、人格大丈夫?」と思われるかもしれませんが、私の対処法をちょっとご紹介します。


見ざる聞かざる言わざるで乗りきる

私は、自分がHSPではないかと思い始めて、さまざまな本やネット上の記事を読ませていただくうちに、どんどん考え方がブレていきました。


「もう、私はどうすればいいのか分からないわ」


となり、人とかかわることすら怖く感じた時期がありました。そんな時に、ある人から教えてもらった言葉が、


「見ざる聞かざる言わざる」


でした。

どうでもいいことですが、私はこの言葉をずっと、
「見ざる言わざる聞かざる」だと思ってました(順番違ったのか?と変なところで衝撃を受けてました(笑))。


という私のどうでもいいことは置いといて…
なんでも気にしすぎたり、気が付きすぎたりしがちなHSP気質の人に必要なことは、

「見すぎない」
「聞きすぎない」
「言いすぎない」

事らしいです。


観察力に優れているHSP気質は、他の人に比べてとにかく細かいところまで見えてしまい、聞いてしまい、言ってしまうんだそうですよ。
ただ、最後の「言ってしまう」に関しては、誰かに何かを言うというより、自分を下げるようなことを「言ってしまう」って思ってください。


もうどうしたらいいのか分からなくなった時には、この言葉を思い出して、
「~しすぎない」ように心がけるようになりました。
最初は、全然うまくいかなくて、結局、「見て、聞いて、言って…」ってしていました。


こういうとこ、やっぱ頑固な部分があるのもHSP気質なのかもしれません。いや、これ、私の性格の部分か?HSP関係ないか?(ちょっとここはハッキリ分かりませんが)


でも、毎回、「見ざる聞かざる言わざる」を頭に置くことで、不思議なんですが少しずつ、それが出来るようになってきたんですよ。


なので、もしあなたが、何においても「~しすぎる」と感じているならば、これをお読みいただいたこの瞬間から、脱「~しすぎ」を意識してみてください。


えっ?それって人としてどうなん?

いいことを教えてもらったって、ご紹介した後に、人間性を疑われるようなことをあえて話しますね(^_^;)


私は、高確率で自分にとって、興味のないことに関しては、

「あまり聞いてません」

うわっ!言っちゃった!
例えば、苦手だと感じる人がいるとします(というか、います)。
その人が、私に、何かを言ったとします。その内容が、ホントに興味がない場合、

「ふぅ~ん」

とかなんとか、返事はするのですが、一瞬で言われたことを忘れる能力を身に着けました!(要は、物忘れ激しいのに、能力とかポジティブに変換してみました)


結果、数日後、「この前の話さぁ~」と言われても私の頭の中のどこを探してもその情報は完全消去です(パソコンのごみ箱マークを速攻で「空にする」って状態です)ので、「何のことだ?」ってなります。


なのに!です。
ここからが、人間性を疑われるかもしれない話なんですが、私は、その内容を、知ったかぶりして、相手から話の内容を引き出そうとします。


ホントに、ひどい人ですよね。でもね、自分を正当化すると(正当化するとするならば…ではなく、完全に正当化w)、再度同じ話をするってことは、相手にとっては大事だった内容だったってことですよね。


それを、「何それ?忘れたんだけど」とか、言えますか?そうはっきり言えないのがHSPの特徴でもあるんですよ。
なので、必死に相手から話を引き出します。ところどころ、相手から情報を引き出した後は、それに対しての自分の思ったことなどを言いつつ、さらに引き出したいことを、

「これって、どう思ってたんだっけ?」

みたいな再確認的な聞き方をしたりします。そうすることで、相手は「覚えててもらえなかった」とは思わずに「真剣に聞いてくれている」って思ってくれる…はず。


その相手っていうのが、苦手なタイプなわけですから、本来ならば距離を置きたいと思ってる人です。でもそんな人でも、どうしても距離が置けない場合もあります。そんな時に、相手から再度話を引き出す方法をとって乗り切ってます。


これ、出来るようになると、きっとあなたも気持ちがラクになりますよ。だって、ずっと緊張して忘れないようにしていなくていいんですから。それだけでも「しんどい」気持ちが少し軽くなります。


なので、「人間的にどうなの?」と思わなかったあなたは、ぜひ参考にしてみてください。私のやり方が「いやぁ~、私には出来ないし、相手がそんな状態かもしれないとか思うだけで、もうあかり紀子、苦手だわ」と感じたあなたは、距離を置いてください(でもふと思い出した時に、また読みに来てもらえると嬉しいです)。


自分に合った方法で苦手な人や嫌いな人への対応を

今回は、苦手な人、嫌いな人とのかかわり方をお話しさせていただきましたが、いかがでしたか?


最後は、筆者の人格を疑いたくなるような衝撃の告白がありましたが、それでもこの記事は楽しい、ためになる、と思ってくださったあなたは、これからもよろしくお願いします。


大まかな、HSPの特徴は、だいたいお話しさせていただきましたので、今後は、具体的な対処法や、実際に相談いただいた内容をもとにお話しさせていただきます。


さまざまな「しんどい」があり、疲れてしまうことも多いHSP気質。それでもうまく付き合えば、長所になることもたくさんあるんです。自分の気質に対して、「これは短所」と思っているなら、ぜひ「脳内変換」でポジティブに変えてみてください。


そうすることで、あなたがラクに生きられる活力が出てきます。気質を変えていくことはなかなか難しいことだと思います。

でも、その気質をいい方向で使えていけたら、あなた自身、自分にもっと自信が持てるようになると思うんです。


自信が持てるようになったら、HSP気質とも上手に付き合っていけるようになると思いませんか。「あなた」を作る大切な要素であるHSPをあなたのこれからの未来に役立つ要素だと考えられるようになってほしいと思います。


今回も長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

また次回、♡心♡の休憩室(⋈◍>◡<◍)。✧♡でお逢いしましょう。

次回は、【人とのかかわり方④】です。

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