身近な人がHSPの場合~他者と比べない~
おはようございます♬
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毎週日曜日と金曜日に更新しています【♡心♡の休憩室(⋈◍>◡<◍)。✧♡】です。日曜日は、朝の更新となります。これから始まる1週間の「しんどい」を解消するお手伝いが出来たらと思ってます。
今までは、HSPの特徴についてお話させていただきましたが、現在は実際に「こんな時、どうすれば?」というテーマにスポットを当てて、お話させていただいています。
今回は、【身近な人がHSPの場合~他者と比べない~】です。
人はどうしても他者と比べたがるところがありますよね。でももしあなたのそばにいる人がHSPかもしれない時、他者と比べてしまうことで、身近な人を深く傷つけてしまうかもしれないということをお話させていただきたいと思います。
それではさっそく行ってみましょう。
たったひとりの存在
当たり前のことですが、「あなた」という存在は唯一無二の存在です。この世に同じ人はいません。
生年月日が同じでも、性別が同じでも、出身校が同じでも、「あなた」という存在が複数いるわけではありませんよね。それは、あなた以外の人にも言えることです。
育った環境が同じ兄弟姉妹でも全員が別人格です。でもかなり昔から私たちは「誰かと、何かと、比べられて育ってきた」と言っても過言ではないでしょう。
一番、堂々と比べられるのが、やはり「学力」かもしれません。学校に通っている以上、試験があり、その成績によって順位なんてものがつけられてしまいます。常にトップの人は、一目置かれ、逆に下位の人は、下手したら人格すら否定される場合もあります。
でも、下位の人だって、勉強は苦手かもしれませんが、他に得意なことがあるかもしれません。学力トップの人がどんなに頑張っても勝てないような何かを持っているかもしれません。
なのに、学校ってところは、そういうところはあまり見ず、成績だけで人を判断することもありますよね。例えば、進学する時の志望校選び。
下位の人が得意とする分野を専門にやっている学校に進学したいとしても、学力の成績がその学校の基準に満たしていなければ、受験もできません。できたとしても数校と併願することも多いでしょう。
そして、試験の際、学力を測るため、第一志望だった学校からは合格をもらえない…となることも多いでしょう。
受験って、こういうシステムが当たり前になっていますが、こういうシステムの中でHSP気質の人が「しんどい」と感じていても、おそらく大多数の人がそのしんどさに気付いてあげられないと思うんです。
理由は、同じ立場の受験生ならば、自分のことで精いっぱいだし、進路指導の先生は、より多くの合格者を確実に出したい気持ちでいっぱいということも少なくない。なので、自分以外の人のことまでしっかりと見ている余裕がなくなるんです。
そして、つい、
「〇〇さんは、▽▼大学を受験するのに、あなたはどうして◇◆大学しか行けないの?」
なんて言ってしまうこともあるかもしれません。実際、受験が近づいてくると、誰がどこの学校を受験するとか、そういう情報は自然と耳に入ってきますよね。
ここで注意してほしいのは、「〇〇さん」は〇〇さん。「あなた」はあなたというたったひとりの存在だということを忘れないってことです。
本人は他者と比べてしまう
HSPは、自分自身でも他者と比べてしまうことがよくあります。だから、誰かに言われなくても自分が一番よく理解しているんです。そこに、「最後の一押し!」みたいに、他者から比べるような言葉を言われると、もうそれだけで「自分はダメな人間だ」と落ち込んでしまうことが多いんです。
なので、もしあなたの身近な人で、HSPかもしれない人がいたとしたら、どうか他者と比べないようにしてほしいんです。
その人が、自分から「私は、〇〇さんみたいに▽▼大学を受験することもできないダメな人間だ」と言ってきたとしても、あなたは、こんなふうに伝えてみてはどうでしょうか?
「あなたはあなただよ」
「そういう考えもあるかもしれないね」
「私は、あなたのこういうところ(長所)が好きなんだよね」
ネガティブな考えをすぐにしてしまうのがHSP気質の特徴のひとつでもあるので、「自分」という存在を認めてくれる存在がいることで、気持ちが軽くなれると思うんです。
NGワードを覚えておこう
間違っても、
「なんでそんなに気にするの?」
「気にしすぎだよ」
「そんなこと考えたってしょうがないでしょ?」
なんてことは言わないようにしてくださいね。
気にしすぎる性格なのは、自分が一番分かっているんです。それを「確定」にしないように接してくださいね。
あなたではない、あなたの身近な人がHSPの場合、接する側は、可能な限り、その人を肯定してください。HSPの特徴として、「自己肯定感が低い」というものがあります。
他者から肯定されてもその考えは、簡単には変わりません。本当に自分に自信がないから。私もそうですが、他者から褒められても、「嬉しいけれど自分ではそう思ってないからなぁ」なんてちょっと言い方悪いけど捻くれてるところがあるんです。でも、ずっと肯定してもらい続けることで、少しずつその肯定を受け入れようと気持ちに変化が出てきました。
相手を褒めまくれ!とは言いません。むしろそれは、逆効果かも。あまりにも褒められすぎても戸惑ってしまうので。
なので、「褒める」というより、「肯定する」「同意する」ことから始めてみてはどうですか。
HSPの特徴おさらい
最後に、HSPの特徴をおさらいしておきます。
感情の起伏が激しいのもHSPの特徴のひとつです。
あなたの言ったひとことで、一喜一憂することもあるかもしれません。でも大切なのは、「あなたがその人とこの先ずっと関わっていきたいかどうか」です。
もし、この先もずっと関わっていきたいと思っていたり、身内だから関わっていく場合だったとしたら、あなた自身の人間力、適応力の向上だと思って、根気強く、接していってほしいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回、♡心♡の休憩室(⋈◍>◡<◍)。✧♡でお逢いしましょう。
次回は、【身近な人がHSPの場合~思いは伝える~】です。身近なエピソードなどを中心にお届けしていきますので、よろしければ、そちらも応援していただけると嬉しいです。
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