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身近な人がHSPの場合~思いは伝える~

こんばんは♬
ご訪問頂きありがとうございます♡


毎週日曜日と金曜日に更新しています【♡心♡の休憩室(⋈◍>◡<◍)。✧♡】です。金曜日は、夜の更新となります。1週間の「しんどい」を解消するお手伝いが出来たらと思ってます。


今までは、HSPの特徴についてお話させていただきましたが、現在は実際に「こんな時、どうすれば?」というテーマにスポットを当てて、お話させていただきます。


あなた自身ではなく、あなたの身近な人がHSPの場合の対処法を例をあげてお話させていただいています。


それではさっそく。
今回は、【思っていることを伝える】にスポットを当ててみました。


不安を取り除くために出来ること

HSP気質の人の場合、相手が何を考えているか、分からないということがとても不安に感じます。


もともと、相手の気持ちを察知する能力に長けているのですが、たまに相手の気持ちを読み取れないこともあります。そんな時はとても不安になってしまうのです。


では、あなたがHSPの人の不安を取り除くために出来ることってなんでしょう?


それは、ズバリ!
「思っていることを伝えること」
です。


例えば、HSP気質の人があなたに対して、自分の意見を述べたとします。その時、あなた自身、感じることはきっとあるはず。


なのに、あなたが感じたことを伝えず、ただ、相槌を打っているだけだったり、すべてパーフェクトに肯定したりすると、HSP気質に人は、

「本当に自分と同じ意見なのだろうか?」
「何か他に考えや意見があるのではないか?」
「なぜ、この人は肯定しかしないのだろうか?」

と、あなたが何を考えているのかを必死で考えます。そして、考えても分からないと感じた時、とても不安になっているんです。


繊細で、敏感なHSPの人にとって、信頼できる人の気持ちが分からなくなることは、とても不安で、この先この人とうまくやっていけるだろうか?とまで考えてしまう場合もあります。


なので、あなたは、全肯定で聞き手に徹するのではなく、自分の意見があればしっかりと伝えてほしいんです。


面倒と感じないようにしてほしい

もしかしたら、今までここでお話させていただいた内容を見ると、あなたは、

「すぐに自信をなくすし、深読みするし、なんだか面倒だなぁ」

と感じてしまうかもしれません。


ただ、面倒だと感じるのではなく、相手の気持ちを察してほしいんです。
実は、あなたが「面倒だ」と感じている以上に、HSP気質の人本人は、自分のことを「面倒だ」と感じているからです。


自分が一番、自分自身の面倒さを理解していて、それでも拘らずにはいられない、不安にならずにはいられないことへのもどかしさと常に格闘しているのもHSPの特徴です。


そこに、追い打ちをかけるように、他の人から「面倒な人」だと思われてしまうと、それだけで自信をなくしてしまいます。


ですから、そんなHSPの特徴を可能な限り理解し、できれば面倒がらずに接してほしいなって思ってしまいます。


あなたが、「話はいくらでも聞くよ。長くなってもちゃんと聞くよ」という気持ちを伝えることで、その人は安心し、心が穏やかになれることを忘れないでください。



「私はこう思う」を伝えよう

HSP気質の人は、とても簡単に自信をなくしてしまったり、自分は弱い人間だと感じたり、ダメな性格だと落ち込んだりします。


自分の意思をしっかりと持っている人にとっては、正直理解できないほどの落ち込みもあるでしょう。


ただ、そんな時、あなた自身の本音は、「あなたが言ってることは、すべて正しいとは言えないなぁ」だったとしても、相手のことを考え、


「そうだね」
「そうかもしれないね」
「私はあなたと同じ意見だよ」


なんて、伝えてしまったとします。この時のあなたの気持ちは、上記の通り全肯定ではなく、一部否定的な意見がある場合です。


あなた自身、意見があるのにそれを伝えず、全肯定しても相手には、それを見抜かれています


「この人、本当は別の意見があるのに、自分がすぐに落ち込む面倒な性格だから、同調してくれてるんだ。相手に気を遣わせてしまって、ダメな人間だな」


そんなふうに感じてしまうんです。HSPの特徴として、人の気持ちを感じ取ることが得意なので、あなたの行動、声のトーン、返答などからあなたの本音を見抜こうと必死になります(この時、実は必死に考えていることにHSP気質の人は気付かないこともあります。無意識で必死になってしまっているため、精神的にはかなり辛くなることもあります)。


あなたが本音を言っていないことに気付いていても、あなたから発せられる言葉はすべて肯定、同調なのだから、そりゃ不安になりますよね。
なので、


「あなたの意見は、分かったよ。そういう考えがあるのも分かる。けど、私はこんなふうに思ったんだよねぇ」


という感じで、相手の意見を認めつつ、自分の意見もしっかり相手に伝えるようにしてみてください。
そうすることで、


「この人は、自分の話を聴いてくれている」


という安心感につながります。
意見が分かれることが接し方として間違えているかもしれないから…と考える人もいますが、それは時と場合によります。


HSPだからって、意見が分かれただけで落ち込んだり、心配になったりはしない場合が多いんです。
もちろん、すべての人が落ち込まない、心配にならないわけではありませんが、基本、HSPだからってそこまで弱い人間ではありません。


あなたが違う意見を伝えたからって、

「この人、苦手だ。自分と考え方が違うから」

なんて思いませんよ。むしろ、

「自分とは違う意見もあるんだ」

と目からうろこだと感じる人も少なくないでしょう。


何度も繰り返しになりますが、「HSPは病気ではありません
あなたと同じなんです。
ひとりひとり性格が違うように、ひとりひとり特徴が違うだけ。


どうか、可能な限り自分の気持ちを相手に伝えるようにしてください。
「私はこう思う」を伝えることで、また一歩、大切な身近な人との距離が縮まることでしょう。


身近な人だからこそ信頼関係を築こう

ここをお読みいただいているあなたが、HSPではなく、身近な大切な人がそうかもしれないと感じている場合、少なからず、その人との関係を築きたいと思っているんですよね?


面倒だ、苦手だ、だから距離を置こう


そんなふうに簡単に関係を、距離を置けない関係の場合もありますよね。
例えば、身近な人というのが、家族であったりパートナーや、時には伴侶の両親だったりなんて場合、簡単に距離なんて置けませんよね。


ならば、身近な人だからこそ、信頼関係を築けるように、時には自分の気持ちを正直に伝えることもとても大切なことです。


この記事に興味を持ってくれたあなたならば、きっと素敵な信頼関係が築けると、私は信じて応援していますよ。もし、具体的なアドバイスがあった方がいいという場合は、ぜひコメントでお聞かせください。


私でよければ、お話しさせていただきます。


今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。

また次回、♡心♡の休憩室(⋈◍>◡<◍)。✧♡でお逢いしましょう。

次回は、【自分を好きになる方法①】です。身近なエピソードなどを中心にお届けしていきますので、よろしければ、そちらも応援していただけると嬉しいです。

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