シェア
Autumnity
2021年8月20日 01:26
モラトリアムが火花、閃光であることを誰も教えてくれなかった大水と、強風を抜けた先に待つものはなにかデブリと一筋に揺蕩う過去empty(husk)をそれが押し固めているいくつかの両義性陰惨と赤は混ざることなく、肺を起点として循環していく げんえいしがすすむ成りたくない者、失いたくない費途さいわいを、尊大にげんえいしがすすむ循環する虚構とアフォリズムぺたぺたとリンパ腺
2024年3月21日 02:47
クロロプラストが赤と青を反射し緑色に染まる。肴は日光、いい加減です。Sprout、私は毎日、人を待っております。誰とも、わからぬ人をぽつねんと。ぼんやりと改札口を見ているのです。上り下りの電車がホームに到着するごとに、たくさんの人が電車の戸口から吐き出され、一様に怒っているような顔をして、定期券を出したり、時間に駆け出したり、そうして思い思いの方向に散って行く。私は、ただぼんやりで
2024年3月28日 00:36
片目が潰れた野良猫が喉を鳴らす。相変わらずの佇まいで、軽薄さとは何かを私に教えてくれる。 「ハロー」 ピクリとヒゲを動かす。退屈そうに煙草の煙をたった一つの目で追いかけた。薄桃色の皮膚が露わになった腹。禿げていて寄生虫が食った跡が見える。本当にどうしょうもない奴だ。 残った惣菜をあげたあの日から、奴は此処を寝床にしている。どってりと重い油とヤニ臭いスーパーの裏側で、寛げる場所を見つけたみた
2024年3月27日 00:48
モラトリアムが火花、閃光である事を誰も教えてくれなかった。teenagerとして与えられた赦しは、進む往来が凸凹するからってその穴埋めをする時間だったなんて。本当に誰も教えてくれなかった。目の前の勉学に励み、励み目の前の企画に励み、励み突き進んだ末は凸凹道でその場凌ぎで暗渠に入り浸ってはdon't U θink? i 罠 B ...と嘯く。折れた角を振り翳す、幻影肢何か一