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Autumnity
2021年8月20日 01:26
モラトリアムが火花、閃光であることを誰も教えてくれなかった大水と、強風を抜けた先に待つものはなにかデブリと一筋に揺蕩う過去empty(husk)をそれが押し固めているいくつかの両義性陰惨と赤は混ざることなく、肺を起点として循環していく げんえいしがすすむ成りたくない者、失いたくない費途さいわいを、尊大にげんえいしがすすむ循環する虚構とアフォリズムぺたぺたとリンパ腺
2024年3月28日 00:36
片目が潰れた野良猫が喉を鳴らす。相変わらずの佇まいで、軽薄さとは何かを私に教えてくれる。 「ハロー」 ピクリとヒゲを動かす。退屈そうに煙草の煙をたった一つの目で追いかけた。薄桃色の皮膚が露わになった腹。禿げていて寄生虫が食った跡が見える。本当にどうしょうもない奴だ。 残った惣菜をあげたあの日から、奴は此処を寝床にしている。どってりと重い油とヤニ臭いスーパーの裏側で、寛げる場所を見つけたみた