怒られるのが嫌い
怒られるのが苦手な人というのが増えているらしいです。
僕もその一人です。
怒られるのがイヤです。
そんなん俺だってイヤだよ、私だってイヤよ、おいどんだってイヤどすばい、とみなさん言うと思うのですが。
だったらよく耐えられるなと凄いと僕は思ってしまいます。
僕は怒られるとその人が恐怖人になります。
関わりたくないと思うようになってしまいます。
注意されるくらいでも、もう、その人が恐怖人になりかけます。
仲間がゾンビに噛まれて、お別れの挨拶してる時くらいのなりかけ感染状態です。
なんでこんなにイヤなのか?考えてみました。
それは中学生の時。
僕はバスケットボール部でした。
強い中学校ではあったのですが、それがザ・スパルタ教育で。
色んなものが飛んできました。罵声、ボール、鍵、ピンポン玉。(ピンポン玉は飛んできてもかわいくスライスしていきましたが)
それはそれは恐怖です。その名残だと思います。
しかし、その時はなんで耐えられたのか?
バスケが好きだったからです。あとそこそこ上手かったからです。
それが恐怖を上回っていたんだと思います。
それからお笑い時代。当時のホリプロのネタ見せは、怖いで有名でした。
ネタ見せオーディションは全員合格のはずなのに、来週にはまた来る人は半分に減ります。また次週はさらに半分になります。一年後はほぼいません。
それくらい厳しいのです。
なんで耐えられたのか?
お笑いが好きだったからです。あとそこそこ評判が良かったからです。
それが恐怖を上回っていたんだと思います。
しかし、こういう積み重ねで、怒られることは恐怖になります。
そして、好きでもないことに怒られるのが耐えられなくなります。
という感じだと思います。
だから僕は怒られるのがイヤなのです。
しかし、同じバスケ部で、同じネタ見せを体験しているのに、平然としている島田秀平は神です。