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残るものは何か?

時代が進むにつれてなくなるものがある。
例えば携帯電話ができて、家に固定電話を置かなくなった。
ネットがでてきて、家にテレビを置かなくなった。
今スマホで何でもできるので、財布も持ってない人が増えてきている。

便利なものができると不便だったものはなくなる。
これが普通です。
しかし、そうじゃないものもあるわけで。

例えば手紙。
手紙からメールになって、年賀状とかも確実になくなっています。
ただ完全になくなってはいません。
むしろ、手書きの方が価値があるという風潮になっています。
ここぞという時は手紙の方が相手の心に刺さると言われます。
理由はなんでしょうか?
その人の感じが出る直筆という点。手間がかかるという点。
こういうのは残るということでしょうか?

例えばレコードは?
CDが出てきて、カセットは消えました。
しかし、カセットより前のもののはずなのにレコードは残っています。
この理由はなんでしょうか?

音の迫力がCDよりレコードの方があると聞きます。
CDは人間の聴こえない周波数の音をカットして収録らしいです。
なので耳に聴こえずとも、身体に感じている音がCDよりレコードの方が生の音に感じる。
何でもクリアにしない感じが、サラサラよりザラザラを好む人達に選ばれるのではないでしょうか?

そして、今はストーミングの時代です。
CDがなくなってきています。
CDで聴いてた人がストーミングへ移行して、レコードを聴いてる人は変わりないのではないでしょうか?
レコードよりCDの方がなくなりそうです。

以上のことから、心が感じられるもの。生感があるもの。
そういったものはいくら便利なものができようとなくならないということです。

なので今後AIがでてきても、一生懸命ひとつひとつ手作りでやってます感を出せば大丈夫ってことでいいですか?

でも、AIが一生懸命ひとつひとつ手作りでやってます感を出せるようになったら終わりですが…。

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