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3行映画日記 1/24
橋口亮輔監督の『渚のシンドバット』(1995)を観た。
とてもとても良かった。
同性愛者であり、友人の吉田が好きな伊藤や、レイプ被害にあった過去を持つ女子高生・相原、そして母子家庭で育ち相原に想いを寄せる吉田。この3人が、本作の主要登場人物だ。3人はそれぞれ、マイノリティであったり、心に痛みを抱えている。そんな高校生たちの姿を、本当にじっくり丁寧に描いていたことが印象深かった。
ラストの海でのシークエンスも、圧巻。このシークエンスを通じて、3人の独自の関係性が段々と自然に築かれていくような、その感じがすごかった。橋口監督、これから応援していきたい監督の1人になった。
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