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3行映画日記 1/27

フランスのジュリア・デュクルノーが監督した『TITANE チタン』(2021)を観た。

衝撃的な内容で、でもめちゃくちゃおもしろくて、観終わった後はしばらく画面の前から動くことができなかった。

主人公のアレクシアも、物語の後半で彼女が出会う消防士ヴィンセントも、自分ではどうすることもできない身体の変化(不自由さとも言えるかもしれない)に縛られ苦しんでいる点で共通している。その一方で、2人は人を助けたり、音楽に身を任せながらダンスをしたり、お互いを抱きしめ合う。

人の身体を、女も男も関係なく、その痛みも苦しみも、そして輝く瞬間も平等に描き出している気がして、そこに強く惹かれるものがあった。

#3行日記 #映画日記#映画感想文#映画

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